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記事 #チラシ #クーポン #割引

チラシのクーポン設計|使われる割引の作り方

チラシに掲載するクーポンの効果的な設計方法を解説。割引率の決め方、有効期限の設定、使われるクーポンにするためのデザインのコツを紹介します。

5分で読める
オクリテ編集部

クーポンはチラシの反応率を高める武器

チラシにクーポンを付けることで、来店のきっかけを作ることができます。「いつか行こう」ではなく「このクーポンがあるうちに行こう」という心理が働くためです。

ただし、クーポンの設計を間違えると、利益を削るだけで集客効果が得られないこともあります。効果的なクーポン設計のポイントを押さえましょう。


クーポンの種類と特徴

クーポンには様々な形式があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

割引タイプの比較

種類メリットデメリット
割引率10%OFFお得感が伝わりやすい高額商品で値引き額が大きくなる
定額値引き500円OFF利益計算がしやすい低額商品だと割引率が高くなりすぎる
無料提供ドリンク1杯無料分かりやすい、心理的価値が高い原価がかかる
セット割引2人で1人無料客数増加、客単価アップ単価が下がる
ポイント還元ポイント2倍リピート促進即効性が低い

業種別おすすめクーポン

業種おすすめ形式理由
美容室定額値引き(初回限定)メニュー価格が明確、比較しやすい
飲食店無料提供(一品サービス)追加注文を促せる、お得感大
整体院割引率(初回限定)通常料金との比較でお得感
小売店定額値引き買い物金額に応じて使いやすい
サービス業無料お試しハードルを下げて来店促進

クーポン内容の決め方

割引率・金額の目安

割引が小さすぎると使う気にならず、大きすぎると利益を圧迫します。

目的推奨割引率具体例
新規獲得20〜50%初回限定50%OFF
再来店促進10〜20%次回10%OFFクーポン
客単価アップ5〜15%5,000円以上で500円OFF
閑散期対策15〜30%平日限定20%OFF

ポイント: 新規獲得は思い切った割引でも良いですが、リピート促進クーポンは控えめに。最初から大きな割引に慣れさせると、通常価格では来なくなります。

有効期限の設定

期限特徴適した用途
1週間以内緊急性が高い、行動を促す週末限定イベント
2週間〜1ヶ月バランスが良い通常のチラシクーポン
1〜2ヶ月余裕があり使いやすい新店オープン
期限なしいつでも使える安心感紹介カード、会員特典

おすすめ: 「今月末まで」「○月○日まで」など、具体的な日付を入れると効果的です。

条件設定のコツ

クーポンに条件をつけることで、利益を守りながら効果を出せます。

条件効果
初回限定新規獲得に絞り、既存客の値引きを防ぐ
○○円以上購入で客単価アップ
平日限定閑散期の集客
○時〜○時限定アイドルタイムの稼働率向上
他クーポンと併用不可過度な値引きを防ぐ
1組1回限り不正利用防止

使われるクーポンのデザイン

クーポン部分を目立たせる

チラシの中でクーポン部分が埋もれてしまうと、存在に気づいてもらえません。

目立たせる工夫

  • 枠で囲む(点線、二重線など)
  • 背景色を変える
  • 「切り取り線」を入れる
  • 「COUPON」「特典」などのラベルを付ける
┌ - - - - - - - - - - - - - - - ┐
:                               :
:   ★ 初回限定クーポン ★       :
:                               :
:   カット+カラー               :
:   通常 ¥8,000 → ¥4,000       :
:           【半額】            :
:                               :
:   有効期限: 2026年3月31日まで  :
:                               :
└ - - - - - - - - - - - - - - - ┘

必要な情報を明記する

クーポンには以下の情報を必ず記載します。

項目内容
特典内容何が得られるかカット半額、500円OFF
対象条件誰が使えるか初回限定、会員限定
有効期限いつまで使えるか2026年3月31日まで
利用条件どう使うかこのチラシご持参で
除外事項使えない場合他クーポンとの併用不可

お得感を伝える表現

表現方法効果
元値との比較通常¥8,000→¥4,000割引額が明確に分かる
割引率を強調【50%OFF】お得感を強調
限定感を出す「先着30名様限定」希少性で行動を促す
総額表示「¥4,000お得!」具体的な金額でインパクト

クーポン設計の注意点

注意点1: 利益を計算する

割引しても利益が出る設計になっているか、必ず計算しましょう。

計算例(美容室)

項目通常時50%OFF時
売上¥8,000¥4,000
原価¥1,000¥1,000
人件費¥2,000¥2,000
粗利¥5,000¥1,000

この例では50%OFFでも¥1,000の粗利が出ますが、リピートしてもらえないと赤字です。新規獲得コストとして許容できるか判断します。

注意点2: 不正利用を防ぐ

クーポンの不正利用対策も考えておきましょう。

リスク対策
コピーして複数回使用ユニークコード、スタンプ押印
転売「ご本人様のみ有効」明記
期限切れ後の利用期限を大きく表示、レジで確認徹底
条件外での利用条件を明確に記載

注意点3: ブランドイメージを守る

過度な割引は「安売り店」というイメージを定着させるリスクがあります。

ブランドを守る工夫

  • 割引ではなく「特典」として提供(ヘッドスパ無料サービスなど)
  • 限定感を出す(「オープン記念」「創業祭」など理由をつける)
  • 割引対象を限定する(初回のみ、特定メニューのみ)

クーポン活用の成功パターン

パターン1: 段階的な割引

初回は大きめの割引で来店を促し、2回目以降は割引率を下げていきます。

1回目: 初回限定 50%OFF

2回目: 次回使えるクーポン 20%OFF

3回目: LINE登録で 10%OFF

4回目以降: 通常料金(会員ポイント制)

パターン2: アップセル促進クーポン

単品ではなく、上位メニューへの誘導に使います。

「カットのみ」ではなく
「カット+カラーセット」を頼むと¥1,000OFF

→ 客単価アップ&利益確保

パターン3: 閑散期限定クーポン

来店が少ない時間帯や曜日に限定したクーポン。

「平日14時〜17時限定 20%OFF」
「火曜・水曜限定 ドリンク1杯無料」

→ アイドルタイムの稼働率向上

パターン4: 紹介クーポン

紹介者と被紹介者の両方に特典を付けます。

「お友達をご紹介いただくと」
紹介者: 次回¥1,000OFF
お友達: 初回30%OFF

→ 新規獲得+リピート促進の両立

クーポンの効果測定

測定すべき指標

指標計算方法目安
利用率クーポン利用数 ÷ 配布数1〜5%
新規獲得率新規客数 ÷ 利用数70%以上(新規向けの場合)
客単価クーポン利用時の平均客単価通常時比較
リピート率2回目来店数 ÷ 初回利用数30%以上
ROIクーポン利用者売上 ÷ チラシ費用3倍以上

測定の仕組み作り

  • クーポンに番号やコードを入れて回収時に記録
  • POSレジでクーポン利用を記録
  • クーポン利用者にアンケート(来店のきっかけ、満足度)

まとめ

クーポンは強力な集客ツールですが、設計を間違えると利益を失うだけになります。

効果的なクーポン設計のポイント

  1. 目的を明確に: 新規獲得か、リピート促進か、客単価アップか
  2. 適切な割引率: 新規は20〜50%、リピートは10〜20%が目安
  3. 条件を設定: 初回限定、金額条件などで利益を守る
  4. 期限を設ける: 1ヶ月以内がおすすめ
  5. 目立つデザイン: 枠で囲む、切り取り線を入れる
  6. 効果測定: 利用率、リピート率を追跡

計算と計測に基づいて、効果的なクーポン施策を実施しましょう。

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