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記事 #ロイヤリティプログラム #スタンプカード #ポイント

ロイヤリティプログラム比較|スタンプ vs ポイント

スタンプカードとポイントシステムの違いを徹底比較。それぞれのメリット・デメリット、自店舗に合った選び方を解説します。

5分で読める
オクリテ編集部

リピート促進の仕組みとして、スタンプカードとポイントシステムのどちらを導入すべきか迷っている店舗オーナーは多いのではないでしょうか。両者はよく似た仕組みに見えますが、特性や効果は異なります。

この記事では、スタンプカードとポイントシステムを徹底比較し、自店舗に合った選び方を解説します。

スタンプカードとポイントシステムの基本

スタンプカードとは

来店や購入のたびにスタンプを押し、一定数貯まると特典がもらえる仕組みです。

基本的な流れ:

  1. 来店・購入でスタンプ1個
  2. スタンプが〇個貯まる
  3. 特典をもらう(無料サービス、割引など)
  4. 新しいカードでやり直し

ポイントシステムとは

購入金額に応じてポイントが付与され、貯まったポイントを次回以降の支払いや特典と交換できる仕組みです。

基本的な流れ:

  1. 購入金額の〇%がポイントとして貯まる
  2. ポイントが一定数以上貯まる
  3. 支払いに充当 or 商品・サービスと交換
  4. 継続的にポイントが貯まる

比較一覧

機能面の比較

項目スタンプカードポイントシステム
付与単位来店・購入ごとに固定金額に応じて可変
特典の形式固定(〇個で〇〇)柔軟(ポイント数に応じて選択)
達成感ゴールが明確、達成感大段階的、達成感は控えめ
客単価への影響低い高い(「あと少しでポイントアップ」効果)

運用面の比較

項目スタンプカードポイントシステム
導入コスト低い(紙カード+スタンプ)中〜高(システム導入)
運用の手間少ないやや多い(残高管理など)
顧客データ収集しにくい収集しやすい
デジタル化容易(LINEショップカードなど)システム導入が必要

顧客心理面の比較

項目スタンプカードポイントシステム
理解しやすさ◎ 非常にシンプル○ やや複雑
利用動機「あと〇個で特典」「ポイントを貯めて得をしたい」
ゲーム性◎ スタンプを押す楽しさ△ ポイントは数字的
継続性リセットされるため途切れがち継続的に貯まる

スタンプカードのメリット・デメリット

メリット

1. シンプルでわかりやすい

「10個で特典」というルールは誰でも理解できます。説明の手間が少なく、高齢者や外国人観光客にも伝わりやすいです。

2. 導入コストが低い

紙のカードとスタンプがあれば始められます。デジタル化する場合もLINEショップカードなど無料のツールがあります。

3. 達成感が明確

ゴールが視覚的にわかるため、「あと2個」という状況がモチベーションになります。特典をもらう瞬間の達成感も大きいです。

4. 運用が簡単

スタンプを押すだけなので、スタッフの負担も軽く、ミスも少ないです。

デメリット

1. 客単価向上への効果が弱い

来店ごとに1スタンプなので、「たくさん買ってもスタンプは1個」となり、追加購入のインセンティブがありません。

2. 顧客データが取得しにくい

紙のカードでは、誰がどれくらい来店しているかのデータを取得できません。

3. カード忘れ・紛失のリスク

顧客がカードを忘れると対応が必要になり、紛失されるとスタンプが無駄になります。

4. 達成後の離脱リスク

特典をもらった後、新しいカードでゼロからスタートすることに心理的な抵抗を感じる顧客もいます。

ポイントシステムのメリット・デメリット

メリット

1. 客単価向上に効果的

「100円で1ポイント」の場合、「あと100円買えばポイントが1つ増える」という心理が働き、追加購入を促進します。

2. 顧客データの収集・分析が可能

誰がいつ、いくら利用したかを記録できるため、マーケティングに活用できます。

3. 柔軟な特典設計

ポイント数に応じて異なる特典を用意でき、顧客の選択肢が広がります。

4. 継続的な関係構築

ポイントは継続的に貯まるため、「ゼロに戻る」という心理的なリセットがありません。

デメリット

1. 導入コストが高い

ポイントを管理するシステムの導入が必要で、初期費用や月額費用がかかります。

2. 運用が複雑

残高管理、有効期限管理、ポイント利用時の処理など、スタンプカードより複雑な運用が必要です。

3. わかりにくさ

「1ポイント=1円」なのか「10ポイント=1円」なのかなど、ルールが複雑になりがちです。

4. 達成感が薄い

スタンプカードのような「ゴール達成」の感覚が薄く、淡々とポイントが貯まる印象になりがちです。

自店舗に合った選び方

スタンプカードが向いている店舗

条件理由
小規模店舗導入・運用コストを抑えられる
来店促進が主目的来店ごとの付与がシンプル
客単価がほぼ固定金額連動の必要がない
初めてロイヤリティ施策を導入シンプルで始めやすい
高齢者が多い顧客層わかりやすさ重視

具体例: 美容室、整体院、ラーメン店、カフェ

ポイントシステムが向いている店舗

条件理由
客単価に幅がある金額連動でフェアな還元
客単価向上を目指したい追加購入のインセンティブ
顧客データを活用したい分析・マーケティング
すでにPOSシステムを導入システム連携が容易
中〜大規模店舗システム投資を回収できる

具体例: 小売店、飲食チェーン、アパレル、スーパー

迷った場合の判断フロー

Q1: 客単価は固定的?それとも幅がある?
  → 固定的 → スタンプカード向き
  → 幅がある → Q2へ

Q2: 顧客データの分析を重視する?
  → あまり重視しない → スタンプカード向き
  → 重視する → Q3へ

Q3: システム導入の予算がある?
  → ない → スタンプカード向き
  → ある → ポイントシステム向き

両方を組み合わせる方法

スタンプカードとポイントシステムは排他的ではなく、組み合わせることも可能です。

組み合わせ例

例1: 基本はポイント、来店でスタンプも

  • 購入金額に応じてポイント付与
  • 来店ごとにスタンプも1個
  • スタンプ10個でボーナスポイント

例2: スタンプカードを入口に、ポイント移行を促す

  • 最初はシンプルなスタンプカード
  • 顧客が増えたらポイントシステムを導入
  • スタンプカードの顧客をポイント会員に移行

段階的な導入

リソースに限りがある場合は、段階的に導入する方法もあります。

ステップ1: まずスタンプカードで始める ステップ2: 効果を見て、課題を把握 ステップ3: 必要に応じてポイントシステムに移行 or 併用

まとめ

スタンプカードとポイントシステムは、それぞれ異なる特性を持っています。

スタンプカードを選ぶべき場合

  • シンプルに始めたい
  • 導入コストを抑えたい
  • 来店促進が主目的
  • 客単価がほぼ固定

ポイントシステムを選ぶべき場合

  • 客単価向上を目指したい
  • 顧客データを活用したい
  • システム投資の予算がある
  • 客単価に幅がある

最終的なアドバイス: 迷ったら、まずスタンプカードから始めることをおすすめします。シンプルな仕組みで効果を実感してから、必要に応じてポイントシステムへの移行を検討しましょう。

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