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記事 #紹介契約 #契約書 #相互送客

紹介契約書のテンプレートと注意点

店舗間の紹介契約書のテンプレートと注意点を解説。契約書の必要性、盛り込むべき項目、トラブル防止のポイントを紹介します。

5分で読める
オクリテ編集部

店舗間の相互送客を始める際、口約束だけでなく、書面で合意内容を残しておくことが重要です。トラブルを防ぎ、長く良い関係を続けるための契約書の作り方を解説します。

この記事では、紹介契約書のテンプレートと注意点を解説します。

契約書の必要性

なぜ契約書が必要か

理由詳細
認識の一致お互いの理解を確認
トラブル防止「言った言わない」を防ぐ
関係の明確化権利・義務を明確に
信頼の証真剣に取り組む姿勢

契約書なしのリスク

リスク
認識のズレ紹介の範囲、特典の内容が違う
一方的な変更勝手に条件を変えられる
終了時のトラブル終了条件が不明確
責任の所在問題発生時に揉める

契約書の形式

形式特徴
正式な契約書法的拘束力が強い
覚書・合意書カジュアルだが書面に残る
メール・メッセージ最低限の記録

小規模な連携: 覚書・合意書レベルで十分なことが多い

契約書に盛り込む項目

基本項目

項目内容
当事者双方の店舗名、代表者名
目的契約の目的(相互送客)
期間契約の有効期間
更新更新の方法
解除解除の条件・方法

紹介に関する項目

項目内容
紹介方法口頭、カード、デジタル等
紹介範囲どのようなお客様を紹介するか
特典紹介時の特典の有無、内容
計測方法紹介の効果をどう計測するか

報酬に関する項目(該当する場合)

項目内容
報酬の有無紹介報酬を設けるか
報酬の金額1件あたりの金額、料率
支払い方法いつ、どうやって支払うか
計算方法どう計算するか

責任に関する項目

項目内容
サービスの責任各自のサービスに責任を持つ
トラブル対応問題発生時の対応
免責責任を負わない範囲

契約書テンプレート

シンプルな覚書テンプレート

相互送客に関する覚書

〇〇店(以下「甲」という)と△△店(以下「乙」という)は、
相互送客に関して以下のとおり合意する。

第1条(目的)
甲と乙は、お互いの顧客を紹介し合うことにより、
双方の集客向上を図ることを目的とする。

第2条(紹介方法)
1. 甲は、甲の顧客に対し、乙のサービスを推奨することができる。
2. 乙は、乙の顧客に対し、甲のサービスを推奨することができる。
3. 紹介は、口頭、紹介カード、その他双方が合意した方法による。

第3条(特典)
紹介を受けた顧客に対する特典は、以下のとおりとする。
・甲への紹介顧客:(特典内容)
・乙への紹介顧客:(特典内容)

第4条(報酬)
本覚書に基づく紹介に対する報酬は、発生しないものとする。
(または、報酬の内容を記載)

第5条(有効期間)
本覚書の有効期間は、締結日から1年間とする。
期間満了の1ヶ月前までに、いずれかから書面による
終了の申し出がない場合、同条件で1年間延長されるものとする。

第6条(解除)
いずれの当事者も、1ヶ月前までに書面で通知することにより、
本覚書を解除することができる。

第7条(責任)
1. 各当事者は、自己のサービスについて責任を負う。
2. 紹介先でのトラブルについて、紹介元は責任を負わない。

第8条(協議)
本覚書に定めのない事項または疑義が生じた場合は、
甲乙誠意をもって協議し解決するものとする。

〇〇年〇月〇日

甲:〇〇店
住所:
代表者:         印

乙:△△店
住所:
代表者:         印

契約書作成の注意点

明確に記載すべきこと

項目ポイント
期間いつからいつまでか明確に
解除条件どうすれば終了できるか
特典内容具体的に(曖昧にしない)
計測方法どうやって紹介を確認するか

曖昧にしてはいけないこと

NG例改善例
「適宜紹介する」「〇〇の場合に紹介する」
「特典を設ける」「10%割引を適用する」
「いつでも解除可能」「1ヶ月前の通知で解除可能」

トラブル防止のポイント

ポイント内容
書面に残す口約束だけにしない
双方で保管お互いが原本を持つ
変更時は書面で条件変更も書面で
定期的な見直し半年〜1年で見直し

契約更新と終了

更新時の確認事項

項目内容
効果の確認紹介数、成約数の振り返り
条件の見直し特典、方法の見直し
継続の意思お互いの継続意思

終了時の対応

対応内容
事前通知期限前に通知
残務処理未使用カード等の処理
関係維持終了後も良好な関係を

終了理由への対応

理由対応
効果がない原因分析、改善提案
バランスが悪い調整方法を協議
関係悪化冷静に話し合い
閉店事前に通知、終了処理

法的な注意点

確認すべき法規

法規内容
独占禁止法不当な拘束をしていないか
景品表示法特典が過大でないか
個人情報保護法顧客情報の取り扱い

専門家への相談

複雑な契約や高額な報酬が発生する場合は、専門家に相談しましょう。

専門家相談内容
弁護士契約書のチェック
行政書士契約書の作成
税理士報酬の税務処理

まとめ

紹介契約書は、トラブルを防ぎ、良い関係を続けるための重要なツールです。

契約書に盛り込む項目:

  • 当事者、目的、期間
  • 紹介方法、特典
  • 報酬(該当する場合)
  • 解除条件、責任

作成のポイント:

  • 曖昧な表現を避ける
  • 書面で残す
  • 双方で保管
  • 定期的に見直す

注意点:

  • 法的な確認(必要に応じて専門家に相談)
  • 終了時の対応も決めておく

シンプルな連携でも、覚書レベルで合意内容を残しておくことをおすすめします。

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