YouTubeチャンネルを運用するなら、アナリティクス(分析)機能を活用しましょう。データを見ることで、どんな動画がウケているか、どこを改善すべきかがわかります。
この記事では、YouTubeアナリティクスの見方と活用法を解説します。
YouTubeアナリティクスとは
YouTubeアナリティクスは、YouTubeが無料で提供している分析ツールです。動画のパフォーマンス、視聴者の属性、流入経路などを確認できます。
アクセス方法
- YouTube Studioにログイン
- 左メニューの「アナリティクス」をクリック
スマホアプリ「YouTube Studio」からも確認できます。
重要な指標と見方
視聴回数
動画が再生された回数。最も基本的な指標です。
ポイント: 視聴回数だけでなく、「視聴時間」も重要。短い動画が何度も再生されるより、長い動画が最後まで見られる方がチャンネル評価は上がります。
総再生時間(ウォッチタイム)
視聴者が動画を見た合計時間。YouTubeのアルゴリズムが重視する指標の一つです。
視聴維持率
動画の何%まで視聴されたかを示す指標。
| 維持率 | 評価 |
|---|---|
| 50%以上 | 良い |
| 40〜50% | 普通 |
| 40%未満 | 改善が必要 |
活用法: 視聴維持率のグラフを見ると、どこで視聴者が離脱したかわかります。離脱ポイントを分析し、次の動画に活かしましょう。
インプレッションとクリック率
インプレッション: サムネイルが表示された回数
クリック率(CTR): 表示されたうち、クリックされた割合
| CTR | 評価 |
|---|---|
| 5%以上 | 良い |
| 3〜5% | 普通 |
| 3%未満 | サムネイル改善が必要 |
活用法: CTRが低い動画は、サムネイルやタイトルを改善しましょう。
視聴者属性
視聴者の年齢、性別、地域を確認できます。
活用法: ターゲット層と一致しているか確認。一致していない場合は、動画の方向性を見直しましょう。
トラフィックソース
視聴者がどこから来たかを示す指標。
| ソース | 説明 |
|---|---|
| YouTube検索 | キーワード検索から |
| 関連動画 | 他の動画の関連欄から |
| ブラウジング機能 | ホーム画面のおすすめから |
| 外部 | SNS、ブログ、Webサイトから |
| 直接 | URL直接入力、ブックマーク |
活用法: 検索からの流入が多ければSEO対策が効いている証拠。関連動画からの流入を増やしたい場合は、人気動画に関連したコンテンツを作りましょう。
アナリティクスの活用法
人気動画を分析する
視聴回数が多い動画の特徴を分析しましょう。
- タイトルの付け方
- サムネイルのデザイン
- 動画の長さ
- 内容のジャンル
同じパターンで次の動画を作れば、成功確率が上がります。
離脱ポイントを改善する
視聴維持率のグラフで、離脱が多いポイントを確認。
よくある離脱ポイント:
- 冒頭(興味を引けていない)
- 中盤(ダレている)
- 広告挿入後
冒頭で離脱されているなら、開始15秒を改善しましょう。
投稿時間を最適化する
アナリティクスで「視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯」を確認できます。その時間帯に投稿するとリーチが増えます。
検索キーワードを把握する
「トラフィックソース」→「YouTube検索」で、どんなキーワードで検索されているかわかります。
需要のあるキーワードがわかれば、そのテーマで新しい動画を作れます。
外部分析ツール
YouTube標準のアナリティクス以外にも、分析ツールがあります。
vidIQ(ヴィドアイキュー)
ブラウザ拡張機能。競合分析、キーワード調査、タグ提案などが可能。無料プランあり。
TubeBuddy
同じくブラウザ拡張機能。SEOスコア、サムネイルA/Bテスト、一括編集などが可能。無料プランあり。
NoxInfluencer
チャンネルの推定収益、成長率などを分析。競合調査に便利。
店舗YouTubeで見るべき指標
店舗チャンネルの場合、視聴回数よりも以下を重視しましょう。
外部からの流入
概要欄のリンク(予約ページなど)がどれだけクリックされたか。YouTube Studioでは直接見られませんが、リンク先にパラメータを付ければ計測できます。
地域データ
視聴者の地域が店舗の商圏と一致しているか。全国に視聴者がいても、来店にはつながりません。
コメント・DM
数値には表れませんが、「動画を見て来ました」というコメントは重要な成果です。
よくある質問
Q. アナリティクスはいつから見られる?
動画を投稿した直後から見られます。ただし、データが揃うまで48〜72時間かかることがあります。
Q. 他人のチャンネルの分析はできる?
公開情報(視聴回数、チャンネル登録者数)は見られますが、詳細な分析はできません。NoxInfluencerなどの外部ツールで推定値を見ることは可能です。
Q. どれくらいの頻度で見るべき?
週1回程度で十分です。毎日見ても数値は大きく変わりません。
まとめ
YouTubeアナリティクスは、チャンネル運用の必須ツールです。視聴維持率、クリック率、トラフィックソースなどを確認し、動画改善に活かしましょう。
店舗チャンネルの場合は、地域データと「来店につながったか」を重視してください。
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