店舗間送客で新規顧客を獲得 無料で始める →

ガイド #飲食店開業 #開業資金 #食品衛生責任者

飲食店開業ガイド|資金・許可・集客の準備

飲食店の開業に必要な資金の目安、取得すべき資格・届出、開業までの流れを解説。開業後の集客準備についてもまとめました。

5分で読める
オクリテ編集部
飲食店開業ガイド|資金・許可・集客の準備

「自分の飲食店を持ちたい」という夢を持つ方は多いですが、実際に開業するとなると何から始めればいいか分からないものです。

この記事では、飲食店開業に必要な資金の目安、取得すべき資格と届出、開業までの流れを解説します。開業後の集客についても触れますので、参考にしてください。

飲食店開業に必要な資金の目安

飲食店の開業資金は、業態や立地、店舗の広さによって大きく異なります。日本政策金融公庫の「2023年度新規開業実態調査」によると、開業費用の平均は約1,027万円(融資申込者ベース)です。

ただし、飲食店は設備投資が大きくなりやすく、1,000万円〜1,500万円程度が目安となることが多いです。

開業資金の内訳例(20坪程度の飲食店)

項目金額目安
物件取得費(保証金・礼金・仲介手数料)200〜400万円
内装・設備工事400〜600万円
厨房機器・備品100〜200万円
広告宣伝費30〜50万円
運転資金(3〜6ヶ月分)200〜400万円
その他(許認可取得、研修、予備費)50〜100万円
合計1,000〜1,500万円程度

物件取得費

居抜き物件(前の店舗の設備がそのまま残っている物件)を選ぶと、内装・設備工事費を大幅に抑えられます。一方、スケルトン物件(何もない状態)は自由に設計できますが、費用は高くなります。

運転資金は最低3ヶ月分

開業直後は売上が安定しません。家賃、人件費、仕入れなどの固定費を支払えるよう、最低でも3ヶ月分、できれば6ヶ月分の運転資金を確保しておきましょう。

自己資金の目安

開業資金の3分の1程度は自己資金で用意するのが一般的です。残りは日本政策金融公庫の創業融資や銀行融資で調達します。

飲食店開業に必要な資格と届出

飲食店を開業するには、いくつかの資格取得と届出が必要です。

食品衛生責任者

飲食店には「食品衛生責任者」を1名以上配置する義務があります。調理師や栄養士の資格を持っていれば自動的に資格を持っていることになりますが、持っていない場合は講習を受講して取得します。

取得方法

  • 各都道府県の食品衛生協会が主催する講習(1日、約6時間)を受講
  • 受講費用:約10,000円
  • 修了証は全国で有効

講習は人気があり、すぐに満席になることがあります。早めに申し込みましょう。

飲食店営業許可

保健所から「飲食店営業許可」を取得する必要があります。店舗の設備や衛生状態について検査を受け、基準を満たしていれば許可が下ります。

取得の流れ

  1. 事前相談(保健所に図面を持参して相談)
  2. 営業許可申請書の提出
  3. 施設検査
  4. 営業許可証の交付

申請に必要なもの

  • 営業許可申請書
  • 店舗の図面(厨房設備、手洗い設備の配置など)
  • 食品衛生責任者の資格証明書
  • 手数料(約15,000〜20,000円、自治体により異なる)

施設基準のポイント

  • 調理場と客席の区分
  • 手洗い設備の設置
  • 換気設備
  • 防虫・防そ設備

施設基準を満たしていないと許可が下りません。内装工事の前に、保健所に図面を持って相談しておくと安心です。

その他の届出

業態や営業時間によっては、追加の届出が必要です。

消防署への届出

  • 防火対象物使用開始届(開業の7日前まで)
  • 火を使う設備がある場合は火気使用設備等設置届

深夜営業の届出

深夜0時以降にお酒を提供する場合は、所轄の警察署に「深夜酒類提供飲食店営業開始届」を提出します。届出は開業の10日前までに行う必要があります。

その他

  • 税務署への開業届(開業後1ヶ月以内)
  • 社会保険・労働保険の届出(従業員を雇う場合)

飲食店開業の流れ

飲食店開業までの一般的な流れを紹介します。全体で6ヶ月〜1年程度かかることが多いです。

ステップ1:コンセプト・事業計画の策定

どんな店にしたいのか、コンセプトを明確にします。ターゲット顧客、提供する料理、価格帯、店の雰囲気などを具体的に決めましょう。

事業計画書も作成します。売上予測、費用見込み、収支計画を数字で整理します。融資を受ける場合は必須です。

ステップ2:物件探し・契約

コンセプトに合った立地・物件を探します。居抜き物件かスケルトンか、家賃の予算、広さなどの条件を整理しておきましょう。

良い物件は競争が激しいので、不動産業者と連携しながら根気よく探します。

ステップ3:資金調達

自己資金と融資で開業資金を調達します。日本政策金融公庫の創業融資は、担保や保証人なしで借りられるため、多くの開業者が利用しています。

審査には事業計画書が必要です。計画に説得力があるかどうかがポイントになります。

ステップ4:内装工事・設備導入

店舗の内装工事、厨房機器の導入を行います。工事前に保健所に相談し、施設基準を満たす設計になっているか確認しましょう。

ステップ5:資格取得・届出

食品衛生責任者の資格を取得し、保健所への営業許可申請を行います。消防署への届出、深夜営業の届出なども忘れずに行います。

ステップ6:メニュー開発・スタッフ採用

実際に提供するメニューを開発し、価格を決定します。従業員を雇う場合は採用活動も行います。

ステップ7:プレオープン・グランドオープン

知人や関係者を招いてプレオープンを行い、オペレーションを確認します。問題がなければグランドオープンです。

開業後の集客を考えておく

飲食店は開業すれば自然にお客様が来るわけではありません。開業前から集客の準備をしておくことが大切です。

開業前にやっておくこと

  • Googleビジネスプロフィールへの登録
  • SNSアカウント(Instagram、Xなど)の開設・運用開始
  • 食べログ、ホットペッパーグルメなどへの掲載準備
  • オープン告知のチラシ配布

開業後の集客施策

  • SNSでの情報発信(料理写真、店内の様子など)
  • Googleビジネスプロフィールの口コミ獲得
  • LINE公式アカウントでリピーター育成
  • 近隣店舗・企業への挨拶まわり

飲食店の廃業理由として多いのが「集客不足」です。開業準備に追われて集客を後回しにすると、開業後に苦労することになります。

また、新規客を集めるだけでなく、リピーターを増やす施策も重要です。一度来たお客様に「また来たい」と思ってもらえる仕組みを作りましょう。紹介制度を導入して、お客様から新しいお客様を紹介してもらえる流れを作るのも効果的です。

まとめ

飲食店開業に必要な準備をまとめると、以下の通りです。

資金

  • 開業資金の目安:1,000〜1,500万円程度
  • 自己資金は3分の1程度、残りは融資で調達
  • 運転資金は最低3ヶ月分を確保

資格・届出

  • 食品衛生責任者の取得(講習1日、約1万円)
  • 飲食店営業許可の取得(保健所)
  • 消防署への届出、深夜営業の届出など

開業の流れ

  • コンセプト・事業計画→物件探し→資金調達→内装工事→資格取得→オープン
  • 期間は6ヶ月〜1年程度

開業準備と並行して、集客の準備も進めておきましょう。開業してから考えるのでは遅いです。SNS、Googleビジネスプロフィール、チラシなど、開業前からできることはたくさんあります。

関連記事

FREE 送客効果測定ツール
オクリテ オクリテ - 店舗間の送客効果をQRコードで測定

飲食店・美容室・整体院など店舗向け

効果が見えない

送客しても効果が見えない...

そんなお悩みありませんか?

QRコードで効果を可視化

詳しく見る

クレジットカード不要・1分で登録

この記事をシェア

オクリテ編集部

オクリテ編集部は、店舗の集客・リピート施策に関する実践的な情報を発信しています。

関連記事