店舗間送客で新規顧客を獲得 無料で始める →

記事 #カフェ運営 #バー経営 #二毛作経営

カフェ&バー二毛作経営|夜の売上を作る方法

カフェの夜営業でバー業態を展開する「二毛作経営」を解説。必要な許可、メニュー構成、運営のポイントまで、夜の売上を作る方法を紹介します。

5分で読める
オクリテ編集部

昼はカフェ、夜はバー。この「二毛作経営」は、同じ店舗で2つの売上を作る効率的なビジネスモデルです。カフェ単体では難しい夜の売上を、バー営業で補完できます。

この記事では、カフェ&バーの二毛作経営について、必要な許可から運営方法まで解説します。

二毛作経営のメリット

売上機会の最大化

カフェは夕方以降、客足が落ちる傾向にあります。この時間帯をバー営業に切り替えることで、売上機会を最大化できます。

二毛作経営のメリット:

メリット内容
売上増加夜の時間帯で新たな売上
固定費の分散家賃を昼夜で活用
客層の拡大カフェ客+バー客
相乗効果昼のお客様が夜も来店
リスク分散2つの業態で経営安定

同じ空間で2つのビジネスを行うため、家賃や設備費の効率が良いのが特徴です。

向いている立地

二毛作経営が成功しやすい立地:

立地理由
オフィス街昼はビジネスランチ、夜は仕事帰り
繁華街昼夜ともに人通りがある
住宅街の駅近く帰宅途中に立ち寄れる
大学周辺学生の昼カフェ、夜飲み需要

逆に、夜間の人通りが極端に少ない住宅街では、バー需要が見込めない場合があります。

必要な許可と届出

深夜酒類提供飲食店営業届

深夜0時以降にアルコールを提供する場合、警察署への届出が必要です。

届出の条件:

  • 深夜0時以降にアルコールを主として提供
  • 客席面積など一定の基準を満たす
  • 風営法に抵触しない営業内容

届出先:所轄警察署

注意: この届出は「許可」ではなく「届出」なので、受理されれば営業可能です。ただし、用途地域によっては深夜営業が禁止されている場合があります。

飲食店営業許可

カフェ営業で取得済みの飲食店営業許可で、バー営業もカバーできます。追加の許可は不要ですが、以下の場合は確認が必要です。

確認が必要なケース:

  • 調理内容が大きく変わる場合
  • 設備を変更する場合

事前に保健所に相談しておくと安心です。

用途地域の確認

店舗の所在地が、夜間営業に適した用途地域かどうか確認しましょう。

深夜営業が難しい用途地域:

  • 第一種・第二種低層住居専用地域
  • 第一種・第二種中高層住居専用地域

物件契約前に、不動産会社や行政に確認することをおすすめします。

営業時間の切り替え

切り替え時間の設定

カフェからバーへの切り替え時間は、立地と客層によって決めます。

切り替え時間の例:

パターンカフェバー特徴
早め切り替え7:00〜17:0018:00〜24:00仕事帰り需要を狙う
遅め切り替え7:00〜19:0020:00〜翌2:00二次会需要も
重複あり7:00〜21:0018:00〜24:00両方の客を受け入れ

18時〜20時は「カフェ利用もバー利用もOK」という重複時間を設けると、両方の客層に対応できます。

雰囲気の切り替え

同じ空間でも、照明や音楽を変えることで雰囲気を切り替えられます。

切り替えポイント:

要素カフェバー
照明明るめ、自然光暗め、間接照明
音楽ジャズ、ボサノバジャズ、ローファイ
テーブルセッティングカップ、メニューキャンドル、コースター
店内装飾明るい雰囲気落ち着いた雰囲気

照明の調光機能があると、スムーズに切り替えられます。

バーメニューの設計

ドリンクメニュー

カフェの設備を活かしつつ、バー向けのドリンクを追加します。

バーメニューの構成例:

カテゴリメニュー例
ビールクラフトビール、輸入ビール
ワイングラスワイン(赤・白・スパークリング)
カクテルジントニック、モヒート、ウイスキーソーダ
ウイスキーシングルモルト、バーボン
ノンアルモクテル、ノンアルビール
コーヒーカクテルエスプレッソマティーニ、アイリッシュコーヒー

カフェの強みを活かした「コーヒーカクテル」は、差別化ポイントになります。

フードメニュー

軽いおつまみを中心に構成します。

バーフードの例:

  • ナッツ・オリーブ
  • チーズ盛り合わせ
  • 生ハム
  • ブルスケッタ
  • フライドポテト

カフェで提供しているスイーツも、お酒に合うものは夜も提供できます(チョコレート系など)。

価格設定

バーの価格設定は、カフェより高めでも問題ありません。

価格帯の目安:

メニュー価格帯
ビール600〜900円
グラスワイン600〜1,000円
カクテル700〜1,200円
ウイスキー800〜1,500円
おつまみ400〜800円

夜の客単価1,500〜2,500円を目安に設定しましょう。

運営のポイント

スタッフ体制

昼と夜で、スタッフ体制を検討します。

スタッフ体制のパターン:

  • 同一スタッフ: シフトを通しで入れる
  • 分割シフト: 昼専門、夜専門に分ける
  • オーナー対応: 夜はオーナーがワンオペ

小規模店舗では、オーナーが夜のバー営業を担当するケースも多いです。

在庫管理

カフェとバーで在庫を分けて管理しましょう。

在庫管理のポイント:

  • アルコール類は別の棚で管理
  • 仕入れルートも別になることが多い
  • 開栓後のワインの管理
  • 生ビールの回転(鮮度管理)

ワインはボトルで売れない場合の廃棄リスクも考慮しましょう。

トラブル対策

バー営業では、カフェにはないトラブルリスクがあります。

対策が必要なトラブル:

  • 酔客の対応(適度な量で止める)
  • 騒音(近隣への配慮)
  • 喫煙(分煙・禁煙のルール)
  • 終電後の対応

深夜営業は、近隣トラブルに特に注意が必要です。

集客と告知

二毛作の告知

「昼はカフェ、夜はバー」ということを知ってもらう必要があります。

告知のポイント:

  • 店頭看板に両方の営業時間を表示
  • SNSで昼・夜の両方を発信
  • Googleビジネスプロフィールに両方を設定
  • メニュー表にバータイムの案内

「このカフェ、夜も開いてるんだ」と気づいてもらうことが大切です。

相乗効果の創出

カフェ客をバー客に、バー客をカフェ客にする施策:

施策内容
カード配布「夜もお待ちしています」のカード
SNS連動昼の投稿に夜のメニューも
ポイント共通昼夜共通のスタンプカード
イベント昼のワークショップ→夜の懇親会

両方の客層を相互に送客することで、全体の売上が上がります。

収益シミュレーション

売上の目安

二毛作経営の売上シミュレーション例:

時間帯客数客単価日売上
カフェ(7〜17時)40人800円32,000円
バー(18〜24時)15人2,000円30,000円
合計55人-62,000円

カフェ単体では月商100万円程度だったものが、バー営業を加えることで月商180万円以上になる可能性があります。

追加コストの考慮

バー営業を始めるための追加コスト:

項目費用目安
届出費用数千円
アルコール初期仕入れ10〜30万円
グラス類5〜10万円
照明調整1〜5万円
人件費増加月5〜15万円

初期投資は比較的少なく始められるのがメリットです。

まとめ

カフェ&バーの二毛作経営は、同じ空間で売上を最大化する効率的なビジネスモデルです。

成功のポイントを振り返りましょう。

  • 深夜営業には届出が必要(用途地域も確認)
  • 照明・音楽で昼夜の雰囲気を切り替える
  • コーヒーカクテルなどカフェの強みを活かす
  • 在庫管理は昼夜で分けて行う
  • 酔客対応、近隣配慮などトラブル対策を
  • 昼夜の相互送客で相乗効果を狙う

まずは週末だけバー営業を試してみて、需要を確認してから本格展開するアプローチもおすすめです。

関連記事

FREE 送客効果測定ツール
オクリテ オクリテ - 店舗間の送客効果をQRコードで測定

飲食店・美容室・整体院など店舗向け

登録

登録

招待

招待

送客

送客

3ステップで今日から始められます

メールアドレスだけで完了

無料で始める

クレジットカード不要・1分で登録

この記事をシェア

オクリテ編集部

オクリテ編集部は、店舗の集客・リピート施策に関する実践的な情報を発信しています。

関連記事

3分で読める

ラテアート入門|カフェで差別化するスキル習得法

カフェで差別化できるラテアートの基礎を解説。必要な道具、ミルクスチームの方法、基本パターンの練習法まで、初心者向けにわかりやすく紹介します。

#カフェ運営 #ラテアート #バリスタスキル
3分で読める

カフェのモーニング戦略|朝の集客を増やす方法

カフェのモーニング営業を成功させる方法を解説。メニュー構成、価格設定、ターゲット別アプローチまで、朝の売上を伸ばす戦略を紹介します。

#カフェ運営 #モーニング #集客戦略