Instagramのハッシュタグは、フォロワー以外の人に投稿を見つけてもらうための重要な要素です。適切なハッシュタグを使えば、ターゲット層にリーチしやすくなります。
本記事では、店舗アカウントが検索されやすくなるハッシュタグ戦略を解説します。
ハッシュタグの基本
ハッシュタグの役割
ハッシュタグは、投稿をカテゴリ分けするためのラベルです。ユーザーはハッシュタグで検索して、興味のある投稿を見つけます。
ハッシュタグの効果
- 検索からの流入を増やす
- 同じ興味を持つユーザーにリーチ
- 投稿のテーマを明確にする
- コミュニティを形成する
ハッシュタグの上限
Instagramでは、1投稿につき最大30個のハッシュタグをつけられます。ただし、すべて使えばいいわけではありません。
適切な数
- 推奨は10〜15個程度
- 多すぎるとスパム扱いされるリスク
- 少なすぎると発見される機会を逃す
ハッシュタグの種類
投稿数による分類
ハッシュタグは投稿数によって3つに分類できます。
ハッシュタグのボリューム
| 分類 | 投稿数 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビッグタグ | 100万件以上 | 競争が激しく埋もれやすい |
| ミドルタグ | 1万〜100万件 | 適度な競争、発見されやすい |
| スモールタグ | 1万件未満 | 競争が少ない、ニッチ |
店舗向けハッシュタグの種類
カテゴリ別のハッシュタグ
| カテゴリ | 例 | 目的 |
|---|---|---|
| 地域名 | #渋谷カフェ #新宿ランチ | 地元のお客様にリーチ |
| 業種・ジャンル | #美容室 #イタリアン | 業種で検索する人にリーチ |
| 商品・サービス | #カラーリング #パスタ | 具体的なニーズにリーチ |
| シーン | #デート #女子会 | 目的を持った検索にヒット |
| トレンド | #韓国風 #映えスポット | 流行に乗る |
| オリジナル | #店名 | 自店舗の投稿をまとめる |
ハッシュタグの選び方
ステップ1:ターゲットを考える
まず、誰に見てもらいたいかを明確にします。
考えるべきポイント
- 地域(店舗周辺の人)
- 年齢層(若者、ファミリー、シニアなど)
- 興味関心(グルメ好き、美容好きなど)
- 検索意図(店探し、情報収集など)
ステップ2:競合をリサーチ
同業他社がどんなハッシュタグを使っているか確認しましょう。
リサーチ方法
- 同業種の人気アカウントをチェック
- 使っているハッシュタグをメモ
- そのハッシュタグの投稿数を確認
- 自店舗にも使えそうなものをピックアップ
ステップ3:投稿数を確認
ハッシュタグの投稿数を確認し、適切なボリュームを選びます。
確認方法
- Instagramの検索で「#〇〇」と入力
- 表示される投稿数を確認
- ビッグ・ミドル・スモールを把握
ステップ4:組み合わせを決める
バランスの良い組み合わせを作りましょう。
組み合わせの目安
- ビッグタグ:1〜2個
- ミドルタグ:5〜8個
- スモールタグ:3〜5個
- オリジナルタグ:1個
業種別おすすめハッシュタグ
飲食店
基本タグ
- #〇〇(地域名)グルメ
- #〇〇(地域名)ランチ / ディナー
- #〇〇(ジャンル)好きな人と繋がりたい
応用タグ
- #食べログ〇〇(地域名)
- #〇〇部(ラーメン部、パスタ部など)
- #〇〇巡り
美容室・サロン
基本タグ
- #〇〇(地域名)美容室
- #〇〇カラー(インナーカラー、ハイライトなど)
- #〇〇ヘア(ボブ、ショートなど)
応用タグ
- #髪型迷い中
- #ヘアチェンジ
- #〇〇スタイル
小売店・アパレル
基本タグ
- #〇〇(地域名)セレクトショップ
- #〇〇コーデ(春コーデ、カジュアルコーデなど)
- #今日のコーデ / #今日の服
応用タグ
- #着回しコーデ
- #プチプラコーデ
- #大人カジュアル
ハッシュタグの配置方法
キャプションに入れる
投稿文(キャプション)の最後にハッシュタグをまとめて入れるのが一般的です。
配置例
本日のおすすめはパスタランチ🍝
自家製ミートソースが絶品です。
ご来店お待ちしています!
#渋谷ランチ #渋谷パスタ #イタリアン
#パスタ好きな人と繋がりたい #渋谷グルメ
コメント欄に入れる
キャプションをすっきりさせたい場合は、自分の投稿にコメントでハッシュタグを入れる方法もあります。
メリット
- キャプションが読みやすくなる
- 後からハッシュタグを変更しやすい
デメリット
- 投稿直後はコメントが目立つ
ハッシュタグの効果測定
インサイトで確認する
ビジネスアカウントなら、投稿ごとにハッシュタグからの流入を確認できます。
確認方法
- 投稿をタップ
- 「インサイトを見る」を選択
- 「リーチ」の項目を確認
- 「ハッシュタグ」からの流入数をチェック
改善のポイント
効果が低い場合
- ハッシュタグの組み合わせを変える
- 投稿数の少ないタグを増やす
- 地域名タグを追加する
効果が高いタグ
- 継続して使用する
- 類似のタグを探して追加
ハッシュタグ運用のコツ
テンプレートを作る
毎回ハッシュタグを考えるのは大変なので、テンプレートを用意しましょう。
テンプレートの例
【固定タグ(毎回使う)】
#店名 #地域名グルメ #地域名ランチ
【カテゴリ別タグ(投稿内容で変える)】
・パスタ投稿:#パスタ #イタリアン
・ピザ投稿:#ピザ #窯焼きピザ
・デザート投稿:#スイーツ #カフェ
定期的に見直す
ハッシュタグのトレンドは変わるため、定期的に見直しましょう。
見直しのタイミング
- 月1回程度
- 新しいトレンドが出たとき
- 効果が落ちてきたと感じたとき
禁止ハッシュタグに注意
一部のハッシュタグは、Instagramによってシャドウバン(検索結果に表示されない)の対象になっています。
注意点
- 過度に人気のタグは避ける
- 意味不明なタグは使わない
- スパム的な使い方をしない
オリジナルハッシュタグの活用
オリジナルタグを作る
店舗独自のハッシュタグを作りましょう。
オリジナルタグの例
- #店名
- #店名〇〇部(店名グルメ部など)
- #店名の日常
お客様に使ってもらう
来店者に投稿してもらう際、オリジナルタグを使ってもらいましょう。
促進方法
- 店内に「#〇〇 で投稿してね」のPOP
- 投稿特典(次回割引など)
- 投稿者をリポストで紹介
UGCをまとめる
オリジナルタグで投稿されたUGC(お客様の投稿)をチェックし、リポストや紹介に活用しましょう。
まとめ
店舗アカウントのハッシュタグ戦略で大切なのは、以下の3点です。
- 地域名タグを必ず入れる
- 投稿数の適切なタグを組み合わせる
- 定期的に効果を測定して改善する
ハッシュタグは「見つけてもらう」ための入口です。ターゲットに合ったタグ選びで、新規フォロワーの獲得を目指しましょう。
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