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記事 #飲食店開業 #居酒屋 #営業許可

居酒屋の詳細開業ガイド|物件選びから営業許可まで

居酒屋の開業方法を徹底解説。物件選び、内装工事、厨房設備、営業許可、深夜営業届出から資金計画まで、居酒屋開業に必要なすべてを紹介します。

5分で読める
オクリテ編集部

居酒屋は、日本の飲食業界で最も人気のある業態の一つです。しかし、開業には多くの準備と知識が必要です。

この記事では、居酒屋の開業について、物件選びから営業許可取得まで、必要なすべてのステップを詳しく解説します。

居酒屋開業の全体像

開業までのステップ

居酒屋開業の流れ:

ステップ期間目安内容
1. コンセプト設計1〜2ヶ月業態、ターゲット、メニュー方針
2. 事業計画作成1ヶ月収支計画、資金調達
3. 物件探し1〜3ヶ月立地選定、契約
4. 内装・設備工事1〜2ヶ月設計、施工
5. 許可申請2週間〜1ヶ月保健所、消防署、警察署
6. 採用・研修1ヶ月スタッフ採用、トレーニング
7. プレオープン1〜2週間テスト営業、調整
8. グランドオープン-本営業開始

開業まで6〜9ヶ月程度を見込みましょう。

居酒屋の業態タイプ

居酒屋には様々なタイプがあります:

タイプ客単価特徴ターゲット
大衆居酒屋2,000〜3,000円安い、気軽、大人数サラリーマン、学生
創作居酒屋3,500〜5,000円こだわり料理、雰囲気30〜40代
和食居酒屋4,000〜6,000円日本酒、季節料理接待、大人
焼き鳥居酒屋3,000〜4,500円専門性、カウンター幅広い
海鮮居酒屋4,000〜6,000円鮮度、産地直送海鮮好き

自分の強みとターゲットに合わせて業態を決めましょう。

物件選びのポイント

立地の選定基準

居酒屋に適した立地:

立地タイプメリットデメリット家賃目安
駅前繁華街集客力抜群家賃高い、競合多い坪3〜5万円
駅から徒歩5分バランス良い認知に時間坪2〜3万円
オフィス街平日安定土日閑散坪2.5〜4万円
住宅街地域密着、常連化集客に時間坪1.5〜2.5万円
路地裏家賃安い、隠れ家感認知が難しい坪1〜2万円

初めての開業なら、駅から徒歩5分以内の物件がおすすめです。

物件の確認ポイント

物件を見る際のチェックリスト:

項目確認内容
広さ厨房20〜30%、客席70〜80%
天井高2.4m以上(圧迫感軽減)
電気容量飲食店は50〜100A必要
ガス都市ガス or プロパン
給排水厨房位置の自由度
換気・排煙ダクト設置可否
防音近隣への配慮
契約条件保証金、解約条件

居抜き物件なら、既存設備の状態も確認しましょう。

居抜き vs スケルトン

居抜き物件とスケルトン物件の比較:

項目居抜きスケルトン
内装費用200〜500万円500〜1,500万円
工事期間2週間〜1ヶ月1〜2ヶ月
自由度低い(既存活用)高い(自由設計)
リスク設備の老朽化初期費用の高さ
おすすめ初めての開業2店舗目以降

初めての開業には、居抜き物件の活用をおすすめします。

内装・設備工事

内装工事の内訳

居酒屋の内装工事費用目安(20坪の場合):

項目費用目安内容
設計費30〜60万円デザイン、図面作成
解体工事20〜50万円既存内装の撤去
電気工事50〜100万円配線、照明
給排水工事50〜100万円厨房、トイレ
空調・換気80〜150万円エアコン、ダクト
内装仕上げ100〜300万円壁、床、天井
家具・什器50〜150万円テーブル、椅子、カウンター
合計380〜910万円

居抜きなら、このうち一部を省略できます。

厨房設備

居酒屋に必要な厨房設備:

設備費用目安備考
業務用冷蔵庫30〜80万円容量は売上に応じて
業務用コンロ15〜40万円3〜5口
フライヤー15〜40万円揚げ物用
焼き台10〜30万円焼き物用
製氷機15〜30万円必須
食器洗浄機30〜80万円効率化に必須
シンク10〜20万円2槽以上必要
作業台5〜15万円ステンレス製

中古品を活用すれば、設備費用を30〜50%削減できます。

営業許可と届出

必要な許可・届出一覧

居酒屋開業に必要な許可:

許可・届出申請先内容費用
飲食店営業許可保健所必須の基本許可1.6〜1.9万円
食品衛生責任者保健所資格取得(講習)1万円程度
防火管理者消防署収容人数30名以上講習費用
深夜酒類提供飲食店営業届警察署深夜0時以降営業届出のみ

深夜営業をする場合は、警察署への届出が必要です。

保健所検査のポイント

保健所の検査で確認される項目:

項目基準
手洗い設備厨房内に専用の手洗い
シンク2槽以上
換気設備十分な換気能力
床・壁清掃しやすい素材
冷蔵庫温度管理できる設備
防虫・防鼠網戸、隙間対策

工事前に保健所に図面を持参し、事前相談することをおすすめします。

深夜営業届出の注意点

深夜酒類提供飲食店営業届出の条件:

条件内容
対象深夜0時以降に酒類を提供
届出先所轄警察署
届出時期営業開始10日前まで
禁止エリア住居専用地域では不可
制限風営法の規制に注意

用途地域によっては深夜営業ができない場所があります。物件選びの段階で確認しましょう。

資金計画

開業資金の目安

居酒屋の開業資金(20坪・30席の場合):

項目費用目安
物件取得費150〜400万円
内装工事費300〜800万円
厨房設備200〜400万円
備品・什器50〜150万円
広告宣伝費30〜80万円
運転資金200〜400万円
合計930〜2,230万円

居抜き物件を活用すれば、800万円程度での開業も可能です。

資金調達の方法

開業資金の調達方法:

方法金額目安特徴
自己資金-最低3割は必要
日本政策金融公庫〜3,000万円新規開業に積極的
銀行融資〜5,000万円担保・保証人必要
親族からの借入-契約書を交わす

日本政策金融公庫の「新創業融資制度」は、担保・保証人なしで借りられるため、おすすめです。

収支シミュレーション

月間収支の目安

居酒屋の月間収支例(20坪・30席):

項目金額比率
売上300万円100%
原価90万円30%
人件費90万円30%
家賃30万円10%
水道光熱費15万円5%
その他経費30万円10%
営業利益45万円15%

FL比率(原価+人件費)は60%以内が目標です。

損益分岐点の計算

損益分岐点を把握しましょう:

損益分岐点売上 = 固定費 ÷ (1 - 変動費率)

例:固定費75万円、変動費率30%の場合
75万円 ÷ (1 - 0.3) = 約107万円

月商107万円以上で黒字、という計算になります。

まとめ

居酒屋開業は、多くの準備と資金が必要ですが、しっかり計画すれば成功できます。

成功のポイントを振り返りましょう。

  • 開業まで6〜9ヶ月を見込む
  • 物件は立地と条件のバランスで選ぶ
  • 居抜き物件で初期費用を抑える
  • 許可・届出は早めに準備
  • 開業資金は800〜2,000万円が目安
  • FL比率60%以内を維持

「また来たい」と思われる居酒屋を目指しましょう。

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