「MEO対策をやりたいけど、業者に頼むと月額数万円かかる」「できれば費用をかけずに自分でやりたい」と思っていませんか。
結論から言えば、MEO対策は自分でできます。この記事では、初心者の方でも実践できるMEO対策の方法を、5つのステップで解説します。
MEO対策は自分でできる?業者に依頼すべき?
MEO対策とは、Googleマップで自分のお店を上位表示させるための施策です。「地域名 + 業種」で検索したときに、上位3枠(ローカルパック)に表示されることを目指します。
自分でやるメリット
| メリット | 説明 |
|---|---|
| 費用ゼロ | Googleビジネスプロフィールは無料で利用可能 |
| 柔軟に更新 | 営業時間やメニューの変更をすぐに反映できる |
| お店の強みを伝えやすい | オーナー自身がお店の魅力を一番よく知っている |
業者に依頼する場合の相場
MEO対策を業者に依頼する場合、月額2〜10万円程度が相場です。以下のような場合は業者の活用も選択肢になります。
- 複数店舗を運営していて、自分で管理しきれない
- 競合が多いエリアで、専門的なノウハウが必要
- 日々の更新作業に時間を割けない
ただし、多くの店舗ではまず自分で基本的なMEO対策を行うことで、費用をかけずに効果を得られます。
自分でできるMEO対策の基本5ステップ
①Googleビジネスプロフィールに登録する
MEO対策の第一歩は、**Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)**への登録です。
- Googleビジネスプロフィールにアクセス
- ビジネス情報を入力
- オーナー確認を行う(ハガキ、電話、メールなど)
オーナー確認には数日〜2週間かかることがあります。早めに登録を済ませましょう。
すでにGoogleマップにお店が掲載されている場合は、「このビジネスのオーナーですか?」からオーナー権限を取得できます。
②基本情報を正確に入力する
登録後、以下の情報を正確に入力します。情報の正確性はMEO順位に直接影響します。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| ビジネス名 | 正式名称を使用(キーワード詰め込みはNG) |
| 住所 | 番地・建物名まで正確に |
| 電話番号 | 予約につながる番号を設定 |
| 営業時間 | 祝日・臨時休業も忘れずに更新 |
| カテゴリ | メインカテゴリ+関連カテゴリを設定 |
| ウェブサイト | 自社サイトがあれば必ず設定 |
| 属性 | 「駐車場あり」「Wi-Fi完備」など該当するものを選択 |
よくある間違いとして、「美容室〇〇|カット3,000円〜」のようにビジネス名にキーワードや価格を入れるケースがあります。これはGoogleのガイドライン違反となり、アカウント停止のリスクがあります。
③写真を定期的に投稿する
写真の充実度は、ユーザーの来店意欲に大きく影響します。また、写真を定期的に投稿することでアクティブなビジネスとして評価されやすくなります。
最低限用意したい写真:
- 外観(入口がわかるもの)
- 内観(雰囲気が伝わるもの)
- スタッフ
- 商品・メニュー・施術事例
投稿の目安: 週1〜2回程度
写真は明るく、ピントが合ったものを選びましょう。スマートフォンで撮影した写真でも十分です。
④口コミを増やす&返信する
口コミの数と評価は、MEO順位を決める重要な要素の一つです。
口コミを増やすコツ:
- 来店後に「よろしければ感想をお聞かせください」と伝える
- 口コミ投稿用のQRコードをレジ横に設置
- サンキューレターに口コミ依頼を添える
重要: 口コミ投稿に対して金銭や割引などの見返りを提供することは、Googleのガイドライン違反です。自然な形で依頼しましょう。
口コミへの返信も忘れずに行いましょう。すべての口コミに返信することで、ユーザーへの誠実さが伝わります。
| 口コミの種類 | 返信のポイント |
|---|---|
| 高評価 | 感謝を伝え、具体的なポイントに触れる |
| 低評価 | 謝罪と改善姿勢を示す、感情的にならない |
⑤投稿機能で最新情報を発信する
Googleビジネスプロフィールには、SNSのような投稿機能があります。定期的に投稿することで、検索結果に最新情報が表示されます。
投稿できる内容:
- 最新情報(新メニュー、キャンペーンなど)
- イベント(期間限定の告知)
- 特典(クーポンなど)
- 商品(メニューや商品の紹介)
投稿は7日間で表示されなくなるため、週1回以上の投稿がおすすめです。
MEOで上位表示されるための3つの要素
Googleは公式ヘルプで、ローカル検索の順位を決める要素として以下の3つを挙げています。
1. 関連性
検索キーワードとビジネス情報の関連度です。カテゴリ設定やビジネスの説明文に、適切なキーワードを含めることが重要です。
ただし、キーワードを不自然に詰め込むのは逆効果です。自然な文章で、お店のサービス内容を正確に伝えましょう。
2. 距離
検索したユーザーの現在地から、お店までの距離です。距離については対策のしようがないと思われがちですが、複数のエリア名を意識した情報発信が有効な場合もあります。
3. 知名度(視認性の高さ)
オンライン上でのお店の評判や認知度です。以下の要素が影響します。
- 口コミの数と評価
- 自社サイトのSEO
- 他サイト(ポータルサイト、SNSなど)での言及
- ウェブ全体でのお店の知名度
つまり、MEO対策だけでなく、総合的なオンラインプレゼンスを高めることが重要です。
自分でMEO対策するときの注意点
NAP情報を統一する
NAP(Name, Address, Phone)情報は、ウェブ上のすべての場所で統一しましょう。
- Googleビジネスプロフィール
- 自社ホームページ
- 食べログ、ホットペッパーなどのポータルサイト
- SNSのプロフィール
表記揺れ(「1丁目」と「1-」、「株式会社」と「(株)」など)があると、Googleが同一店舗と認識できない可能性があります。
ガイドライン違反に注意
以下の行為はGoogleのガイドライン違反となり、アカウント停止のリスクがあります。
| 違反行為 | 例 |
|---|---|
| ビジネス名へのキーワード追加 | 「美容室〇〇|渋谷駅徒歩5分」 |
| 偽の口コミ投稿 | 自作自演、業者への依頼 |
| 虚偽の情報 | 存在しない営業時間、架空の住所 |
| 複数のリスティング作成 | 同一店舗で複数のプロフィールを作る |
ペナルティを受けると復旧に時間がかかるため、正攻法で対策を行いましょう。
継続が最も重要
MEO対策は、1回設定して終わりではありません。継続的な情報更新が順位に影響します。
- 週1回の写真投稿
- 営業時間の臨時変更を即座に反映
- 口コミへの返信
- 季節ごとのメニュー更新
毎日数分でいいので、Googleビジネスプロフィールを確認する習慣をつけましょう。
MEO対策の効果測定と改善方法
インサイトで効果を確認
Googleビジネスプロフィールの「インサイト」では、以下のデータを確認できます。
- 検索されたキーワード
- プロフィールの表示回数
- 電話・ルート検索・ウェブサイトクリックの数
- 写真の閲覧数
月に1回程度、これらの数値を確認し、改善につなげましょう。
改善のポイント
| 課題 | 対策 |
|---|---|
| 表示回数が少ない | カテゴリの見直し、投稿頻度の増加 |
| 表示されるが電話が少ない | 写真の充実、口コミの増加 |
| 特定のキーワードで表示されない | 投稿やビジネス説明文にキーワードを含める |
紹介・口コミを増やす仕組み作り
MEO対策の中でも特に重要な「口コミ」を増やすには、日々のお客様対応の中で自然に依頼する仕組みを作ることが大切です。
紹介カードを活用したり、来店後のサンキューレターに口コミ依頼を添えたりすることで、継続的に口コミを獲得できます。紹介を受けて来店したお客様は、口コミを書いてくれる確率も高い傾向があります。
オクリテのような送客計測サービスを活用すれば、紹介の効果測定とあわせて、口コミ獲得の導線も整えられます。
まとめ
MEO対策は、費用をかけずに自分で行うことができます。
自分でできるMEO対策5ステップ:
- Googleビジネスプロフィールに登録する
- 基本情報を正確に入力する
- 写真を定期的に投稿する
- 口コミを増やす&返信する
- 投稿機能で最新情報を発信する
大切なのは継続することです。毎日少しずつでも更新を続けることで、徐々に効果が表れてきます。まずはGoogleビジネスプロフィールの情報を見直すところから始めてみましょう。
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