「競合のやらせ口コミに困っている」「不正な口コミをどう見分ければいいのか」というお悩みをお持ちではありませんか。
本記事では、やらせ口コミ(サクラレビュー)の見分け方と、発見した場合の対処法を解説します。
やらせ口コミとは
やらせ口コミの定義
やらせ口コミとは、実際にサービスを利用していない人や、金銭などの見返りを受けて投稿された虚偽の口コミのことです。
やらせ口コミの種類
- 自社への偽の高評価(自作自演)
- 競合への偽の低評価(ネガティブキャンペーン)
- 代行業者による大量投稿
- 従業員や関係者による投稿
やらせ口コミの問題点
事業者にとっての問題
- 公正な競争が阻害される
- 消費者の信頼を失う
- 発覚時の評判低下
- Googleからのペナルティ
消費者にとっての問題
- 誤った情報で判断してしまう
- 期待外れの体験をする
- 口コミへの信頼が下がる
やらせ口コミの見分け方
投稿者のプロフィールをチェック
疑わしい特徴
- アイコンが初期設定のまま
- ローカルガイドレベルが低い
- 口コミ投稿数が極端に少ない(1〜3件)
- または極端に多い(数百件)
口コミ内容をチェック
疑わしい文章の特徴
| 特徴 | 例 |
|---|---|
| 具体性がない | 「とても良かったです」のみ |
| 不自然に詳しい | 広告のような文章 |
| 同じフレーズの繰り返し | 他の口コミと酷似 |
| 絵文字・記号の多用 | ★★★最高★★★ |
投稿パターンをチェック
疑わしい投稿パターン
- 短期間に大量の口コミが投稿される
- 同じ時間帯に集中して投稿される
- 特定の日に偏って投稿される
投稿者の他の口コミをチェック
投稿者のプロフィールから、他の口コミを確認します。
疑わしいケース
- 同業他社にも似たような口コミを投稿
- 地理的に離れた場所への口コミが多い
- すべての店舗に同じような評価
競合からの攻撃的な口コミ
見分け方
競合店舗や悪意のある第三者からの低評価口コミの特徴です。
疑わしい特徴
- 来店した形跡がない
- 具体的なサービス内容への言及がない
- 過度に攻撃的な表現
- 匿名に近いアカウント
具体的なチェック方法
確認すべき点
- 予約記録・会計記録との照合
- 指摘されている日時にその状況があったか
- スタッフの記憶と一致するか
やらせ口コミへの対処法
対処法1: 証拠を保存する
やらせが疑われる口コミを発見したら、まず証拠を保存します。
保存すべき情報
- 口コミのスクリーンショット
- 投稿者のプロフィール画面
- 投稿日時
- 他の口コミ履歴
対処法2: Googleに報告する
Googleのポリシーに違反している口コミは、報告できます。
報告手順
- Googleビジネスプロフィールにログイン
- 該当の口コミを表示
- 「不適切なクチコミとして報告」をクリック
- 違反の理由を選択
報告できる違反の種類
- スパムと虚偽のコンテンツ
- 関連性のないコンテンツ
- 利害の衝突
- 不適切なコンテンツ
対処法3: 返信で対応する
削除されない可能性も考慮し、返信で対応します。
返信例
口コミをいただきありがとうございます。
大変恐れ入りますが、ご来店の記録を
確認することができませんでした。
もし何かの行き違いがございましたら、
直接お問い合わせいただければ幸いです。
対処法4: 正当な口コミを増やす
やらせ口コミの影響を薄めるため、正当な口コミを増やしましょう。
口コミを増やす方法
- 会計時に口コミをお願いする
- 口コミ依頼カードを活用
- 満足度の高いお客様に声をかける
自社でやらせをしないために
Googleのガイドライン
Googleは、以下の行為を禁止しています。
禁止行為
- 金銭や割引と引き換えの口コミ依頼
- 従業員やその家族による口コミ
- 虚偽の口コミ投稿
- 口コミ代行サービスの利用
違反時のリスク
発覚した場合のペナルティ
- 口コミの削除
- ビジネスプロフィールの停止
- 検索順位の大幅低下
- 法的リスク(景品表示法違反)
正しい口コミ獲得方法
ガイドラインに沿った方法
- サービス後に自然にお願いする
- 口コミ依頼カードを渡す
- 店内にQRコード付きPOPを設置
- 体験の質を上げる
やらせ口コミ業者の見分け方
業者の特徴
MEO対策や口コミ対策を謳う業者の中には、不正な手法を使うところもあります。
疑わしい業者の特徴
- 「口コミ○件保証」を謳う
- 短期間での大量口コミ獲得を約束
- 料金が極端に安い
- 手法の詳細を説明しない
正当な業者の選び方
確認すべきポイント
- 具体的な手法を説明してくれるか
- Googleのガイドラインを守っているか
- 実績や事例を見せてくれるか
- 契約内容が明確か
やらせ口コミの法的側面
関連する法律
やらせ口コミは、以下の法律に抵触する可能性があります。
| 法律 | 適用される行為 |
|---|---|
| 景品表示法 | 虚偽・誇大な表示 |
| 不正競争防止法 | 競合への誹謗中傷 |
| 名誉毀損 | 虚偽の情報で評判を傷つける |
被害を受けた場合
悪質なやらせ口コミの被害を受けた場合は、以下の対応も検討できます。
対応の選択肢
- 弁護士への相談
- 発信者情報開示請求
- 損害賠償請求
ただし、訴訟は時間とコストがかかるため、まずはGoogleへの報告など他の手段を試しましょう。
まとめ
やらせ口コミの見分け方と対処法をまとめます。
やらせ口コミの特徴
- 投稿者のプロフィールが薄い
- 内容に具体性がない
- 短期間に大量投稿される
- 他の口コミとパターンが似ている
対処法
- 証拠を保存する
- Googleに報告する
- 返信で対応する
- 正当な口コミを増やす
自社の注意点
- ガイドラインを守る
- 不正な業者を利用しない
- 正当な方法で口コミを獲得する
やらせに頼らず、正当な方法で口コミを獲得し、MEO対策を進めましょう。
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