「口コミをお願いしたいけど、口頭で言うのは気まずい」 「POPを作りたいけど、どうデザインすればいいの?」 「QRコードってどうやって作るの?」
Google口コミを増やしたいけど、直接お願いするのはハードルが高い…そんな悩みを解決するのが「口コミPOP」です。この記事では、口コミPOPの作り方をQRコード生成からデザイン、設置場所まで完全解説します。
なぜ口コミPOPが効果的なのか
口コミを増やす方法はいくつかありますが、POPには独自のメリットがあります。
口頭でお願いするハードルを下げる
「口コミを書いてください」と直接お願いするのは、店舗側もお客様側も気まずさを感じることがあります。
- 店舗側: 「押し売りに思われないかな」
- お客様側: 「その場で断りにくい」
POPであれば、お客様が自発的に目にして、興味があれば行動する形になります。強制感がなく、自然な形で口コミを依頼できます。
QRコードで投稿のハードルを下げる
「口コミを書こう」と思っても、以下のステップが必要です。
- Googleマップアプリを開く
- 店舗名で検索する
- 口コミ投稿ボタンを探す
- 内容を入力する
QRコード付きのPOPなら、スキャンするだけで口コミ投稿ページに直接遷移。手間が大幅に減り、投稿率が上がります。
設置場所で自然に目に入る
POPを適切な場所に設置すれば、お客様の視界に自然に入ります。
- レジカウンターの横
- テーブルの上
- 洗面台の鏡の横
- 待合スペースのテーブル
「あ、口コミ書いてほしいんだな」と気づいてもらえれば、行動につながる可能性が高まります。
効果的な口コミPOPのデザイン要素
口コミPOPを作る際に押さえるべきデザイン要素を解説します。
必須要素チェックリスト
効果的な口コミPOPには、以下の要素を含めましょう。
- QRコード: 口コミ投稿ページへの直接リンク
- お願い文: 押し付けがましくない表現で
- Google口コミである旨の明記: 「Googleマップで」など
- イラストや写真: 視覚的な魅力を加える
- 店舗名・ロゴ: ブランド認知のため
QRコードの生成方法
Google口コミページへのQRコードは、以下の手順で生成できます。
Step 1: GoogleビジネスプロフィールでURLを取得
- Googleビジネスプロフィールにログイン
- 左メニューの「ホーム」を選択
- 「クチコミを増やす」カードの「プロフィールを共有」をクリック
- 表示される短縮URLをコピー
または
- Googleマップで自店舗を検索
- 店舗情報の「クチコミを書く」ボタンを右クリック
- 「リンクのアドレスをコピー」を選択
Step 2: QRコードを生成
取得したURLを以下のサービスでQRコード化します(すべて無料)。
| サービス | URL | 特徴 |
|---|---|---|
| QRコード作成くん | qr.quel.jp | シンプル、日本語対応 |
| QRのススメ | qr.quel.jp | 色やロゴのカスタマイズ可 |
| Canva内蔵機能 | canva.com | デザインと同時に生成 |
Step 3: 画像として保存
生成したQRコードをPNG形式でダウンロードします。300dpi以上の解像度があると、印刷時もきれいです。
設置場所別のサイズ目安
POPの設置場所によって、適切なサイズが異なります。
| 設置場所 | おすすめサイズ | 形式 |
|---|---|---|
| レジカウンター | A6(ハガキサイズ) | 卓上スタンド |
| テーブル | A6〜A5 | 三角POP・卓上スタンド |
| 壁掛け | A5〜A4 | ポスター・ラミネート |
| 洗面台 | A6以下 | ステッカー・小型スタンド |
小さすぎるとQRコードが読み取りにくく、大きすぎると邪魔になります。設置場所に合わせて調整しましょう。
お願い文の書き方(押し付けがましくならない表現)
お願い文は、強制感を出さないことが大切です。
NGな書き方
- 「必ず口コミを書いてください」
- 「口コミ投稿をお願いします!!」
- 「★5評価で◯◯サービス」
OKな書き方
- 「よろしければご感想をお聞かせください」
- 「お客様の声が励みになります」
- 「ご来店の記念にぜひ」
お願い文の例
本日はご来店いただきありがとうございます。
よろしければ、Googleマップで ご感想をお聞かせください。
お客様の声が、私たちの励みになります。
(QRコード)
口コミPOPの無料テンプレート活用法
デザインに自信がない方は、無料テンプレートを活用しましょう。
Canvaでの作り方
Canvaは無料で使えるデザインツールで、口コミPOPも簡単に作成できます。
作成手順
- Canvaにアクセスし、無料会員登録
- 「カスタムサイズ」でA6(105×148mm)などを指定
- 検索窓で「口コミ」「レビュー」「POP」と検索
- テンプレートを選んでカスタマイズ
- QRコードを配置(「アプリ」→「QRコード」機能を使用)
- PDF形式でダウンロード
カスタマイズのポイント
- 店舗のイメージカラーに合わせる
- ロゴを入れてブランド認知を高める
- QRコードは大きめに(2cm×2cm以上推奨)
デザインのバリエーション
店舗の雰囲気に合わせて、デザインのテイストを選びましょう。
| テイスト | 適した業種 | 特徴 |
|---|---|---|
| シンプル | 整体・クリニック | 白ベース、余白多め |
| おしゃれ | 美容室・カフェ | 写真使用、モダンなフォント |
| かわいい | ネイル・エステ | パステルカラー、イラスト多め |
| 和風 | 和食店・旅館 | 和柄、筆文字風フォント |
使えるイラスト素材サイト
POPに使えるフリー素材サイトを紹介します。
| サイト | URL | 特徴 |
|---|---|---|
| イラストAC | illust-ac.com | 商用利用OK、種類豊富 |
| いらすとや | irasutoya.com | シンプル、認知度高い |
| FLAT ICON DESIGN | flat-icon-design.com | フラットデザインのアイコン |
| unDraw | undraw.co | モダンなイラスト |
商用利用可能かどうかは、各サイトの利用規約を確認してください。
口コミ特典は設定すべき?Googleのガイドライン
「口コミを書いてくれたら◯◯サービス」という特典は効果がありそうですが、注意が必要です。
特典付き口コミ依頼のリスク
Googleのガイドラインでは、口コミに対する金銭的インセンティブの提供は禁止されています。
ガイドライン違反になりうる例
- 「口コミ投稿でドリンク1杯サービス」
- 「★5レビューで次回10%OFF」
- 「口コミ投稿者にプレゼント抽選」
これらは「口コミを購入している」と見なされ、口コミの削除やGoogleビジネスプロフィールの停止などのペナルティを受ける可能性があります。
ガイドライン違反にならない方法
口コミを「依頼」すること自体は問題ありません。ポイントは「報酬と引き換えにしない」ことです。
OK: 口コミの依頼
- 「よろしければ感想をお聞かせください」
- 「お客様の声をぜひGoogleマップで」
- QRコード付きPOPの設置
NG: 口コミの購入
- 「口コミで◯◯サービス」
- 「レビュー投稿で割引」
グレーゾーン
- 「ご来店の感謝として◯◯をプレゼント」→ 口コミと無関係な特典なら可
- 「アンケートにご協力いただいた方に…」→ アンケートと口コミは別物として扱う
迷ったら、「口コミの内容や投稿の有無に関係なく提供する」特典にしましょう。
POPに特典を記載してもいい?
POPに「口コミ投稿で◯◯」と記載するのは避けた方が安全です。
記載OK
- 「ご来店のお客様へ:◯◯をサービス中」(口コミと無関係)
- 「お会計時にお声がけください」(口コミと無関係)
記載NG
- 「口コミ投稿で◯◯サービス」
- 「レビューを書いて◯◯ゲット」
Google口コミを増やすその他の方法
POPと組み合わせて、以下の方法も活用しましょう。
口コミ返信の重要性
口コミに対してオーナーから返信があると、以下の効果があります。
- 返信を見た他のお客様が「この店は口コミを見ている」と認識
- 「自分も口コミを書いたら返信してもらえるかも」という期待
- 誠実な返信は店舗の印象アップにつながる
すべての口コミに24時間以内に返信することを目標にしましょう。
サンキューレターに口コミ依頼を添える
来店後に送るサンキューレター(お礼状)に、口コミのお願いを添える方法も効果的です。
サンキューレターでの口コミ依頼例
先日はご来店いただきありがとうございました。
〇〇様のご感想を、ぜひGoogleマップでお聞かせいただけると嬉しいです。 いただいたお声は、サービス向上の参考にさせていただきます。
(QRコードを添付)
紹介してくれたお客様は口コミも書いてくれやすい
実は、紹介で来店されたお客様は口コミも書いてくれやすい傾向があります。
理由
- 「紹介する」という行動を起こす意欲がある
- 紹介元への「報告」として口コミを書くケースも
- 店舗への好意度が高い状態で来店している
紹介集客の仕組みを作ることは、口コミ獲得にもプラスに働きます。紹介で来店されたお客様には、会計時に口コミPOPを特に目立つ形で見せるなど、意識的にアプローチしましょう。
紹介集客と口コミ獲得を連動させたい場合、デジタルの送客管理サービスを活用するのも一つの方法です。オクリテのようなサービスを使えば、紹介の追跡から口コミ依頼の自動化まで、一連の流れを効率化できます。
口コミPOPの効果測定
POPを設置したら、効果を測定しましょう。
測定方法
口コミ数の推移を記録
- POP設置前後の月間口コミ数を比較
- 設置場所を変えた時の変化を観察
- 複数のデザインでABテスト
Googleビジネスプロフィールで確認
- Googleビジネスプロフィールにログイン
- 「パフォーマンス」→「クチコミ」で推移を確認
効果が出ない場合のチェックポイント
口コミが増えない場合、以下を確認しましょう。
| チェック項目 | 改善策 |
|---|---|
| POPが目立っていない | 設置場所を変える、サイズを大きくする |
| QRコードが読み取りにくい | サイズを大きくする、コントラストを上げる |
| お願い文が堅すぎる | 柔らかい表現に変える |
| そもそも満足度が低い | サービス品質の見直し |
| スタッフが案内していない | 会計時に一言添えるルールを作る |
POPだけに頼らず、スタッフからの声かけも組み合わせると効果が上がります。
まとめ
Google口コミPOPは、口頭で依頼する気まずさを解消し、お客様が自発的に口コミを投稿しやすくするツールです。
口コミPOP作成のポイント
- QRコードを必ず入れる(Googleビジネスプロフィールから取得)
- お願い文は押し付けがましくない表現で
- 店舗の雰囲気に合ったデザインを選ぶ
- 設置場所は目につきやすい場所に
- 特典と口コミを直接結びつけない(ガイドライン遵守)
POPだけでなく、スタッフからの声かけ、サンキューレター、紹介集客との連携など、複合的に取り組むことで口コミは着実に増えていきます。
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