店舗間送客で新規顧客を獲得 無料で始める →

記事 #美容室経営 #照明 #内装

美容室の照明設計|施術しやすく居心地の良い光

美容室の照明設計のポイントを解説。施術に適した明るさ、カラーの見え方、居心地の良い空間照明の選び方を紹介します。

5分で読める
オクリテ編集部

「照明ってどれくらいの明るさがいいの?」「カラーの色味が正確に見えない」そんな悩みはありませんか。照明は、施術の質、お客様の居心地、サロンの印象を大きく左右する重要な要素です。

結論から言えば、美容室の照明は「施術に必要な明るさ」「色を正確に見せる色温度」「空間演出」の3つを考慮することが重要です。この記事では、美容室の照明設計のポイントを解説します。

照明が与える影響

照明が重要な理由

美容室において、照明は以下のことに影響します。

影響内容
施術品質カラーの色味、カットの確認
お客様の見え方鏡に映る自分の印象
居心地リラックスできるか
空間の印象サロンの雰囲気
スタッフの疲労目の疲れ、集中力

照明の失敗例

失敗影響
暗すぎるカラーの色味がわからない
明るすぎる落ち着かない、疲れる
色温度が合わない実際と違う色に見える
影ができる施術しにくい
統一感がない空間がチグハグ

照明の基礎知識

照度(明るさ)

照度とは、光の当たる面の明るさを示す単位です。単位は「ルクス(lx)」。

場所推奨照度
セット面500〜750 lx
シャンプースペース150〜300 lx
待合スペース200〜300 lx
通路100〜200 lx
バックルーム300〜500 lx

セット面は施術に必要な明るさを確保しつつ、シャンプーや待合は落ち着いた明るさにします。

色温度

色温度とは、光の色味を表す単位です。単位は「ケルビン(K)」。

色温度光の色印象
2700〜3000K電球色(オレンジ)温かみ、リラックス
4000K白色(ニュートラル)自然、バランス
5000K昼白色(やや青み)活動的、はっきり
6500K昼光色(青白い)冷たい、覚醒

演色性(Ra)

演色性とは、物の色がどれだけ自然に見えるかを示す指標です。Ra100が太陽光。

Ra値評価用途
90以上優秀カラー施術、メイク
80〜90良好一般的なサロン
80未満要検討色が正確に見えない

美容室では、Ra85以上の照明を選びましょう。

場所別の照明設計

セット面

セット面は、施術の中心となる最も重要な場所です。

推奨スペック:

  • 照度: 500〜750 lx
  • 色温度: 4000〜5000K(自然光に近い)
  • 演色性: Ra85以上

照明の配置:

方式特徴
天井ダウンライトスッキリ、一般的
ミラー周り照明顔に影ができにくい
間接照明+直接照明おしゃれ、柔らかい

ポイント:

  • ミラーに映る顔に影ができないように
  • 上からの光だけだと影ができやすい
  • 左右からの光を足すと自然な見え方に

シャンプースペース

シャンプースペースは、リラックスできる空間に。

推奨スペック:

  • 照度: 150〜300 lx
  • 色温度: 2700〜3500K(電球色〜温白色)
  • 演色性: Ra80以上

ポイント:

  • 目を閉じているお客様が多いので、眩しくない
  • 温かみのある光でリラックス
  • 間接照明を活用

待合スペース

待合は、第一印象を決める場所です。

推奨スペック:

  • 照度: 200〜300 lx
  • 色温度: 3000〜4000K
  • 演色性: Ra80以上

ポイント:

  • 落ち着いて雑誌が読める明るさ
  • サロンの雰囲気を演出
  • ペンダントライトなどでアクセント

受付・エントランス

受付は、明るく清潔感のある印象に。

推奨スペック:

  • 照度: 300〜500 lx
  • 色温度: 3500〜4500K
  • 演色性: Ra80以上

ポイント:

  • 商品が見やすい明るさ
  • スタッフの顔が見える
  • 外からの光とのバランス

バックルーム

バックルームは、作業に必要な明るさを。

推奨スペック:

  • 照度: 300〜500 lx
  • 色温度: 4000〜5000K
  • 演色性: カラー調剤エリアはRa90以上

ポイント:

  • カラー剤の調合には正確な色が見える照明
  • 清掃しやすい

照明器具の種類

主な照明器具

種類特徴適した場所
ダウンライト天井埋込み、スッキリ全体照明
シーリングライト天井付け、明るいバックルーム
ペンダントライト吊り下げ、デザイン性待合、カウンター
スポットライト方向調整可能アクセント
間接照明柔らかい光空間演出
ミラーライト鏡周り専用セット面

LED vs 蛍光灯

現在はLEDが主流です。

項目LED蛍光灯
電気代安いやや高い
寿命長い(4万時間〜)短い(1万時間〜)
演色性高い(Ra90以上可能)普通(Ra80程度)
発熱少ないやや多い
調光対応製品あり難しい

カラー施術と照明

カラーの見え方と照明

カラー施術では、色を正確に見ることが重要です。

光の種類カラーの見え方
電球色(2700K)暖かく見える、赤みが強調
白色(4000K)自然に近い
昼白色(5000K)やや青みがかる
昼光色(6500K)寒色が強調、暖色がくすむ

おすすめ: 4000〜5000K + 高演色(Ra90以上)

自然光と人工光

自然光は時間帯で色温度が変わります。

時間帯色温度
3500〜4500K
5000〜6500K
夕方2500〜3500K

窓からの自然光が入る場合、時間帯による色の変化を考慮しましょう。

照明設計のステップ

ステップ1: 要件整理

確認事項内容
坪数・天井高必要な照明数に影響
各エリアの用途必要な照度・色温度
サロンのコンセプト雰囲気に合う照明
予算器具代+工事費

ステップ2: 照明計画

決めること内容
器具の種類ダウンライト、ペンダントなど
配置どこに何を設置するか
照度各場所の明るさ
色温度光の色
調光調光可能にするか

ステップ3: 専門家への相談

照明設計は、専門家に相談することをおすすめします。

相談先特徴
照明メーカー無料相談、シミュレーション
内装業者総合的な提案
照明デザイナーこだわりの設計

照明の費用目安

器具の費用

器具単価目安必要数の目安
ダウンライト5,000〜15,000円10〜20個
ペンダントライト10,000〜50,000円1〜3個
ミラーライト20,000〜50,000円セット面数
間接照明1mあたり5,000〜15,000円長さによる

工事費

電気工事は、別途費用がかかります。

工事内容費用目安
ダウンライト設置1箇所5,000〜10,000円
配線工事坪あたり10,000〜20,000円
調光器設置1箇所10,000〜30,000円

よくある質問

Q: 明るさを変えられるようにした方がいい?

A: 可能であれば、調光機能をつけることをおすすめします。時間帯や施術内容に合わせて調整できます。

Q: 電球色と白色、どちらがいい?

A: セット面は白色(4000K前後)、待合やシャンプーは電球色(3000K前後)がおすすめです。

Q: 既存の照明で不満がある場合は?

A: 電球の交換(色温度・明るさ変更)、照明器具の追加、調光器の設置などで改善できる場合があります。

まとめ

美容室の照明設計のポイントは以下の3つです。

  1. 施術に必要な明るさ: セット面は500〜750lxを確保
  2. 正確な色が見える色温度: 4000〜5000K、Ra85以上
  3. 空間演出: 場所によって明るさ・色温度を変える

照明は、一度設置すると変更が難しい場合もあります。開業前・改装前にしっかり計画しましょう。

関連記事

FREE 送客効果測定ツール
オクリテ オクリテ - 店舗間の送客効果をQRコードで測定

飲食店・美容室・整体院など店舗向け

登録

登録

招待

招待

送客

送客

3ステップで今日から始められます

メールアドレスだけで完了

無料で始める

クレジットカード不要・1分で登録

この記事をシェア

オクリテ編集部

オクリテ編集部は、店舗の集客・リピート施策に関する実践的な情報を発信しています。

関連記事

3分で読める

美容室の空調設計|快適な温度と換気

美容室の空調設計のポイントを解説。エアコンの選び方、換気計画、薬剤の匂い対策など快適な空間づくりを紹介します。

#美容室経営 #空調 #換気
3分で読める

美容室の損益分岐点計算|必要な売上と客数

美容室の損益分岐点の計算方法を解説。固定費・変動費の把握から必要売上・客数の算出まで、経営に必要な数字の考え方を紹介します。

#美容室経営 #損益分岐点 #経営数字