店舗間送客で新規顧客を獲得 無料で始める →

記事 #カフェ開業 #設備機器 #開業準備

カフェの設備・機器ガイド|必要な機材と費用の目安

カフェ開業に必要な設備と機器を解説。エスプレッソマシン、グラインダーなどの選び方から、費用の目安、新品vs中古の判断基準まで紹介します。

5分で読める
オクリテ編集部

カフェの設備選びは、味と効率を左右する重要な決断です。特にエスプレッソマシンやグラインダーは、開業後の買い替えが難しいため、慎重に選ぶ必要があります。

この記事では、カフェ開業に必要な設備と機器について、選び方のポイントと費用の目安を解説します。

カフェに必要な設備一覧

基本設備リスト

カフェ開業に必要な設備を、カテゴリ別に整理しました。

エスプレッソ・ドリンク関連:

設備用途価格目安
エスプレッソマシンエスプレッソ抽出50〜300万円
グラインダー豆を挽く10〜50万円
ドリップ器具ハンドドリップ用1〜5万円
製氷機アイスドリンク用15〜40万円
浄水器水質管理5〜15万円

厨房・調理関連:

設備用途価格目安
冷蔵庫(業務用)食材保管20〜50万円
冷凍庫冷凍食材保管15〜30万円
オーブンパン・スイーツ調理10〜40万円
電子レンジ温め3〜10万円
シンク洗浄5〜15万円

販売・サービス関連:

設備用途価格目安
ショーケースケーキ・スイーツ陳列15〜40万円
レジ・POSシステム会計5〜30万円
テーブル・椅子客席30〜100万円

設備投資の総額目安

店舗の規模と提供内容によって、設備投資額は大きく変わります。

設備投資の目安(内装費除く):

店舗タイプ設備投資額内容
小規模(5〜10坪)200〜400万円最小限の設備、ドリンク中心
標準(15〜20坪)400〜700万円エスプレッソ+軽食
本格派(20坪〜)700〜1,200万円高級マシン、フルキッチン

開業資金全体の中で、設備投資は20〜30%程度を目安に計画しましょう。

エスプレッソマシンの選び方

エスプレッソマシンの種類

カフェの心臓部となるエスプレッソマシンは、大きく3種類に分かれます。

マシンの種類と特徴:

種類特徴価格帯向いている店舗
セミオート抽出を手動でコントロール50〜150万円こだわりカフェ、バリスタの腕を活かしたい
フルオートボタン一つで抽出完了80〜200万円回転率重視、スタッフ教育を簡素化したい
スーパーオート豆投入から抽出まで全自動100〜300万円高回転、セルフサービス

スペシャルティコーヒーを売りにするなら、バリスタの技術を活かせるセミオートがおすすめです。一方、オペレーション効率を重視するならフルオートという選択肢もあります。

マシン選びのチェックポイント

エスプレッソマシン選びで確認すべき項目:

項目確認内容
グループヘッド数1〜4。ピーク時の提供杯数で判断
ボイラー容量大きいほど連続抽出に強い
スチームワンド同時にスチームできるか
サイズ設置スペースに収まるか
電源単相100Vか三相200Vか
メンテナンス部品供給、修理対応

1時間に20〜30杯程度なら2グループ、それ以上なら3グループを目安に選びましょう。

主要メーカーの特徴

業務用エスプレッソマシンの代表的なメーカー:

メーカー特徴価格帯
La Marzoccoイタリア最高級、世界のトップバリスタ愛用100〜400万円
Nuova Simonelliイタリアコスパ良好、安定した品質50〜200万円
FAEMAイタリア伝統的、デザイン性80〜250万円
Victoria Arduinoイタリアハイエンド、美しいデザイン150〜350万円
Synessoアメリカ温度安定性に優れる200〜400万円

初めての開業では、メンテナンス体制が整っている代理店から購入することをおすすめします。故障時の対応が遅れると、営業に大きな影響が出ます。

グラインダーの選び方

グラインダーの重要性

エスプレッソの味の8割はグラインダーで決まるとも言われます。マシンと同じくらい、グラインダー選びは重要です。

グラインダーの種類:

種類特徴価格帯
フラット刃均一な粒度、クリーンな味15〜50万円
コニカル刃ボディ感、複雑な風味10〜40万円
オンデマンド式挽きたてを提供、ロス削減20〜60万円
ホッパー式まとめて挽く、オペレーション効率10〜30万円

スペシャルティコーヒーを提供するなら、オンデマンド式のフラット刃グラインダーがおすすめです。

グラインダー選びのポイント

確認すべき項目:

  • 粒度の均一性(サンプルを見せてもらう)
  • 刃の交換サイクルとコスト
  • ホッパー容量
  • 動作音の大きさ
  • 挽き速度(g/秒)

エスプレッソ用とドリップ用で、別々のグラインダーを用意するのが理想的です。挽き目の調整を毎回行うのは手間がかかり、味のブレにもつながります。

新品vs中古の判断基準

中古でもよい設備

開業資金を抑えるため、中古を活用できる設備もあります。

中古でもよい設備:

  • テーブル・椅子(状態を確認)
  • 食器棚・収納
  • 冷蔵庫(年式を確認)
  • シンク
  • 調理台

これらは機能が単純で、故障リスクが低いものです。

新品を推奨する設備

一方、以下は新品購入を強くおすすめします。

新品推奨の設備:

  • エスプレッソマシン(部品劣化、メンテナンス履歴不明)
  • グラインダー(刃の摩耗)
  • 製氷機(衛生面)
  • 浄水器(フィルターの状態)

特にエスプレッソマシンは、中古だと内部の状態がわからず、購入後すぐに修理が必要になるケースもあります。

リース・レンタルという選択肢

設備投資を抑える方法として、リースやレンタルもあります。

方式メリットデメリット
購入資産になる、長期的にはコスト安初期費用が大きい
リース初期費用を抑えられる、メンテナンス付きも総支払額は購入より高い
レンタル短期利用に適する月額が高い

開業初期はリースで始め、経営が安定してから購入するという方法もあります。

設備導入の進め方

導入スケジュール

設備の選定から導入までのスケジュール目安:

時期やること
開業4〜6ヶ月前必要設備のリストアップ、予算配分
開業3〜4ヶ月前見積もり取得、比較検討
開業2〜3ヶ月前発注、納期確認
開業1〜2ヶ月前設置工事、動作確認
開業直前スタッフ研修、オペレーション確認

特にエスプレッソマシンは、海外からの輸入になることも多く、納期が2〜3ヶ月かかる場合があります。早めに発注しましょう。

設置工事の注意点

設備を設置する際の確認事項:

  • 電源容量は足りているか(エスプレッソマシンは電力消費大)
  • 給排水の位置は適切か
  • 換気設備は基準を満たしているか
  • 保健所の設備要件を満たしているか

内装工事と設備設置の段取りを、施工業者と設備業者で事前に調整しておくことが重要です。

メンテナンスと保守

日常メンテナンス

設備を長く使うために、日常的なメンテナンスが欠かせません。

エスプレッソマシンの日常メンテナンス:

  • 毎日: グループヘッドの清掃、スチームワンドの洗浄
  • 週1回: 逆洗浄(バックフラッシュ)
  • 月1回: 水タンクの清掃、パッキンのチェック

グラインダーの日常メンテナンス:

  • 毎日: 挽き残しの除去
  • 週1回: 刃の清掃
  • 定期: 刃の交換(使用量による)

定期点検と修理

年に1〜2回は、専門業者による定期点検を受けましょう。

定期点検の内容:

  • ボイラー内部の確認
  • 圧力計の校正
  • パッキン・シールの交換
  • 電気系統のチェック

故障してから修理を依頼すると、営業に影響が出ます。予防保守を心がけましょう。

まとめ

カフェの設備選びは、開業後の運営に大きく影響します。

設備選びのポイントを振り返りましょう。

  • 設備投資は開業資金の20〜30%を目安に
  • エスプレッソマシンとグラインダーは慎重に選ぶ
  • 新品/中古の使い分けで費用を最適化
  • メンテナンス体制が整った業者から購入
  • 導入スケジュールは余裕を持って
  • 日常メンテナンスで長く使う

設備は「投資」です。初期費用だけでなく、ランニングコストやメンテナンス性も含めて、総合的に判断しましょう。

関連記事

FREE 送客効果測定ツール
オクリテ オクリテ - 店舗間の送客効果をQRコードで測定
異業種コラボ

異業種コラボで相互集客

近隣の異業種店舗と協力して、広告費をかけずに新規集客

飲食店美容室整体院ネイルサロン など
無料で試す

クレジットカード不要・1分で登録

この記事をシェア

オクリテ編集部

オクリテ編集部は、店舗の集客・リピート施策に関する実践的な情報を発信しています。

関連記事