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店舗賃貸契約の注意点|保証金・敷金・礼金

店舗賃貸契約の注意点を解説。保証金・敷金・礼金の違い、契約書のチェックポイント、トラブル回避のコツを紹介します。

5分で読める
オクリテ編集部

店舗の賃貸契約は、住宅の賃貸とは異なる点が多くあります。契約内容を理解せずに契約すると、後々トラブルになることも。

この記事では、店舗賃貸契約の注意点について、初期費用、契約書のチェックポイント、トラブル回避のコツまで解説します。

店舗契約と住宅契約の違い

主な違い

店舗契約と住宅契約の違い:

項目店舗契約住宅契約
借地借家法事業用は保護が弱い居住用は保護が強い
保証金6〜12ヶ月分1〜2ヶ月分
原状回復借主負担が大きい通常損耗は貸主負担
更新拒絶認められやすい正当事由が必要

店舗契約は借主(テナント)に不利な条件が多いです。

契約形態

店舗契約の契約形態:

形態特徴
普通借家契約更新あり、一般的
定期借家契約更新なし、期間満了で終了

定期借家契約の場合、契約期間終了後は退去が必要です。再契約できるか確認しましょう。

初期費用

初期費用の内訳

店舗契約の初期費用:

項目目安内容
保証金・敷金家賃の6〜12ヶ月担保、退去時に精算
礼金家賃の1〜2ヶ月謝礼、返還されない
仲介手数料家賃の1ヶ月不動産会社への手数料
前家賃家賃の1〜2ヶ月契約月と翌月分
火災保険1〜3万円/年必須
保証会社家賃の0.5〜1ヶ月利用する場合

家賃20万円の物件なら、初期費用は200〜300万円程度になります。

保証金と敷金の違い

保証金と敷金の違い:

項目保証金敷金
金額大きい(6〜12ヶ月)小さい(1〜3ヶ月)
償却一部償却が多い償却なしが多い
返還償却後の残額原状回復費を差し引いて返還

「保証金6ヶ月、償却2ヶ月」の場合、退去時には最大4ヶ月分が返還されます。

礼金・更新料

礼金と更新料:

項目目安備考
礼金家賃の1〜2ヶ月返還されない
更新料家賃の1ヶ月更新時に発生
更新事務手数料数万円管理会社への手数料

更新料は交渉の余地があることも。

契約書のチェックポイント

必ず確認する項目

契約書で必ず確認すべき項目:

項目確認内容
契約期間普通借家か定期借家か
賃料月額、共益費、消費税
保証金金額、償却条件、返還条件
更新更新料、更新条件
用途飲食店営業可能か
営業時間深夜営業可能か
原状回復範囲、負担割合
解約予告何ヶ月前に通知が必要か
禁止事項看板、騒音等の制限

不明点は契約前に必ず確認しましょう。

原状回復

原状回復の注意点:

項目住宅店舗
通常損耗貸主負担借主負担が多い
経年劣化貸主負担借主負担が多い
造作-撤去が原則

店舗の場合、「スケルトン返し」(何もない状態に戻す)を求められることが多いです。

造作買取請求権

造作買取請求権:

項目内容
造作買取請求権借主が設置した造作を貸主が買い取る
放棄特約多くの契約で放棄条項がある

契約書に「造作買取請求権を放棄する」と書かれていることが多いので確認しましょう。

解約条件

解約に関する条件:

項目一般的な条件
解約予告期間3〜6ヶ月前
中途解約違約金家賃1〜6ヶ月分
定期借家の中途解約原則不可(特約がなければ)

解約予告期間が長い場合、計画的な退去が必要です。

交渉のポイント

交渉できる項目

交渉の余地がある項目:

項目交渉内容
家賃減額交渉
フリーレント開業準備期間の免除
保証金減額、分割払い
礼金減額または免除
原状回復範囲の限定

空室期間が長い物件は交渉しやすいです。

フリーレント

フリーレントとは:

項目内容
意味一定期間の家賃免除
期間1〜3ヶ月程度
目的開業準備、内装工事期間
注意点短期解約時に請求されることも

内装工事期間中は営業できないため、フリーレントは積極的に交渉しましょう。

交渉のタイミング

交渉しやすいタイミング:

タイミング理由
空室が長い物件早く埋めたい
閑散期(1〜3月)動きが少ない
複数候補がある場合比較材料になる
信頼できる借主長期入居が期待できる

「即決できる」ことを示すと、交渉が進みやすくなります。

トラブル回避

よくあるトラブル

店舗契約でよくあるトラブル:

トラブル対策
原状回復費用が高額契約時に範囲を明確に
保証金が返還されない償却条件を書面で確認
営業制限がある用途、営業時間を確認
更新拒絶定期借家でないか確認
近隣トラブル騒音、臭気対策を確認

契約前の確認でトラブルを防ぎましょう。

契約書の読み方

契約書を読む際のポイント:

ポイント内容
不利な条項「借主の負担で」「貸主の承諾なく」
あいまいな表現「相当の」「適切な」
特約標準契約と異なる条件

不明点は専門家(弁護士、不動産診断士)に相談しましょう。

退去時の対応

退去時のポイント:

ポイント内容
早めの通知解約予告期間を守る
原状回復見積もり事前に見積もりを取る
立会い退去立会いで確認
書面での合意返還額を書面で確認

退去時のトラブルを防ぐため、すべて書面で残しましょう。

保証人・保証会社

連帯保証人

連帯保証人の要件:

項目一般的な要件
人数1〜2名
要件安定収入、資産
書類印鑑証明、収入証明

親族に依頼することが多いです。

保証会社

保証会社の利用:

項目内容
保証料家賃の0.5〜1ヶ月(初回)
更新料年1〜2万円程度
メリット連帯保証人が不要になる
デメリット費用がかかる

連帯保証人が見つからない場合の選択肢です。

まとめ

店舗の賃貸契約は、住宅契約とは異なる注意点が多くあります。

成功のポイントを振り返りましょう。

  • 店舗契約は借主保護が弱いことを理解
  • 保証金の償却条件を必ず確認
  • 原状回復の範囲を契約前に明確に
  • 解約予告期間を確認
  • フリーレントを交渉
  • 不明点は専門家に相談

「契約書を理解してから契約する」ことが、トラブル回避の第一歩です。

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