LINEリッチメニューは、トーク画面下部に常に表示されるメニューです。適切に設計すれば、お客様を予約や問い合わせへスムーズに誘導できます。
本記事では、タップ率を上げるリッチメニューの作り方を解説します。
リッチメニューとは
基本的な機能
リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に表示されるメニューです。画像をタップすると、設定したアクション(URLへの遷移、メッセージ送信など)が実行されます。
リッチメニューの特徴
- トーク画面を開くと常に表示される
- 画像ベースで視覚的にわかりやすい
- 複数のボタンを配置できる
- タップでアクションを実行
なぜリッチメニューが重要か
メリット
- お客様が迷わず目的の情報にたどり着ける
- 予約や問い合わせへの導線が明確になる
- プッシュ通知なしでも情報を伝えられる
- 店舗のブランドイメージを表現できる
リッチメニューの設定方法
基本的な設定手順
設定の流れ
- LINE Official Account Managerにログイン
- 「トークルーム管理」→「リッチメニュー」を選択
- 「作成」をクリック
- 表示設定、テンプレート、画像、アクションを設定
- 保存して公開
テンプレートの選択
リッチメニューには複数のテンプレートがあります。
主なテンプレート
| サイズ | 分割数 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 大(2500×1686px) | 6分割 | 情報量が多い店舗 |
| 大(2500×1686px) | 4分割 | シンプルな導線 |
| 小(2500×843px) | 3分割 | コンパクトに表示 |
| 小(2500×843px) | 2分割 | 最小限の機能 |
画像の作成
画像作成のポイント
- 推奨サイズ:大(2500×1686px)または小(2500×843px)
- ファイル形式:JPEG、PNG
- ファイルサイズ:1MB以下
- 各ボタンの境界をわかりやすく
アクションの設定
各ボタンに設定できるアクションです。
アクションの種類
| アクション | 内容 | 活用例 |
|---|---|---|
| リンク | URLへ遷移 | 予約ページ、ECサイト |
| クーポン | クーポン表示 | 割引クーポン |
| ショップカード | ポイントカード表示 | ポイント付与 |
| テキスト | メッセージ送信 | 問い合わせ起点 |
| なし | アクションなし | 説明用の領域 |
タップ率を上げるデザインのコツ
わかりやすいボタンデザイン
デザインのポイント
- ボタンであることが一目でわかる
- アイコン+テキストで直感的に
- タップ領域を大きく
- 色でアクションを区別
配色の考え方
配色のコツ
- ブランドカラーを基調に
- 重要なボタンは目立つ色で
- コントラストを確保(読みやすく)
- 色の数は3色程度に抑える
配置の優先順位
お客様が最もよく使う機能を目立つ位置に配置しましょう。
配置の法則
- 左上・中央上:最も目立つ位置(予約、問い合わせ)
- 右上:次に重要な機能
- 下段:補足的な情報
フォントの選び方
フォントのコツ
- 読みやすいゴシック体を基本に
- 文字サイズは十分大きく
- 太字で視認性を確保
- 文字数は少なめに(2〜4文字程度)
業種別リッチメニュー構成例
飲食店向け
6分割構成例
| 位置 | 内容 | アクション |
|---|---|---|
| 左上 | 予約する | 予約ページへのリンク |
| 中央上 | メニュー | メニュー表へのリンク |
| 右上 | クーポン | クーポン表示 |
| 左下 | アクセス | Googleマップへのリンク |
| 中央下 | テイクアウト | 注文ページへのリンク |
| 右下 | ポイントカード | ショップカード表示 |
美容室・サロン向け
6分割構成例
| 位置 | 内容 | アクション |
|---|---|---|
| 左上 | 予約する | 予約システムへのリンク |
| 中央上 | スタイル集 | Instagramへのリンク |
| 右上 | 料金表 | メニュー表へのリンク |
| 左下 | アクセス | Googleマップへのリンク |
| 中央下 | お問い合わせ | テキスト送信 |
| 右下 | クーポン | クーポン表示 |
小売店向け
6分割構成例
| 位置 | 内容 | アクション |
|---|---|---|
| 左上 | 新着商品 | 新着ページへのリンク |
| 中央上 | オンラインショップ | ECサイトへのリンク |
| 右上 | クーポン | クーポン表示 |
| 左下 | 店舗情報 | 店舗ページへのリンク |
| 中央下 | ポイントカード | ショップカード表示 |
| 右下 | お問い合わせ | テキスト送信 |
リッチメニューの画像作成ツール
Canvaでの作成
Canvaは無料で使えるデザインツールです。
Canvaの特徴
- テンプレートが豊富
- 操作が簡単
- スマホでも編集可能
- 無料で十分な機能
作成手順
- Canvaにログイン
- カスタムサイズで「2500×1686px」を指定
- テンプレートやアイコンを配置
- PNGでダウンロード
LINE公式のリッチメニューメーカー
LINE for Business公式のツールも利用できます。
特徴
- LINE公式が提供
- テンプレートを選ぶだけで簡単
- デザインスキル不要
複数メニューの切り替え
時間帯や期間での切り替え
リッチメニューは複数作成して、条件で切り替えることができます。
切り替えの例
- ランチタイムとディナータイムで別メニュー
- キャンペーン期間中は特別メニュー
- 季節ごとにデザインを変更
設定方法
手順
- 複数のリッチメニューを作成
- 表示期間を設定
- 優先順位を設定
効果測定と改善
タップ率の確認
リッチメニューのタップ率を確認しましょう。
確認方法
- LINE Official Account Manager
- 「分析」→「リッチメニュー」
改善のポイント
タップ率が低い場合
- ボタンのわかりやすさを見直す
- 配置を変えてみる
- デザインをシンプルにする
- アクションの内容を見直す
よくある失敗と対策
ありがちな失敗
| 失敗 | 対策 |
|---|---|
| 文字が小さすぎる | フォントサイズを大きく |
| ボタンが区別できない | 境界線や色で区別 |
| 情報が多すぎる | 6分割以内に収める |
| デザインが統一されていない | ブランドカラーで統一 |
画像が表示されない場合
確認ポイント
- ファイルサイズ(1MB以下か)
- 画像サイズ(正しいピクセル数か)
- ファイル形式(JPEG/PNGか)
まとめ
タップ率の高いリッチメニューを作るポイントは、以下の3点です。
- わかりやすいデザインでボタンを認識しやすく
- 優先順位を考えた配置で導線を明確に
- 定期的な効果測定で改善を続ける
リッチメニューは「お客様を目的地に導くナビゲーション」です。使いやすさを意識して設計しましょう。
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