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記事 #クリニック #整体院 #再来院率

クリニック・整体院の再来院率を上げる方法

クリニック・整体院の再来院率を上げるための施策を解説。次回予約、治療計画、フォローなど、継続通院を促す方法を紹介します。

5分で読める
オクリテ編集部

整体院やクリニックにとって、患者さんの継続通院は経営の安定に直結します。しかし「症状が改善したら来なくなる」「予約を忘れて離脱する」といった課題を抱える院は少なくありません。

この記事では、クリニック・整体院の再来院率を上げるための具体的な施策を紹介します。

再来院率の重要性

継続通院が必要な理由

整体やリハビリなど、多くの治療は継続することで効果が出ます。

通院パターン結果
1回きり一時的な改善、再発リスク
数回で中断改善途中、効果が定着しない
計画通り継続根本改善、再発防止
定期メンテナンス予防、良好な状態の維持

再来院率の目安

区分目安評価
初回→2回目70〜80%標準
治療期間中90%以上標準
卒業後のメンテナンス30〜50%標準

初回から2回目の来院率が特に重要です。ここで離脱すると、治療効果も出ず、患者さんにとっても院にとっても良くありません。

再来院率を上げる施策

1. 治療計画の明確化

患者さんが継続通院の必要性を理解していないと、自己判断で中断します。

治療計画で伝えるべきこと:

項目内容
現在の状態どこに問題があるか
目標どのような状態を目指すか
期間の目安何回、何週間程度かかるか
通院頻度最初は週〇回、その後は週〇回
費用の目安トータルでどれくらいかかるか

伝え方の例:

「〇〇さんの腰痛は、骨盤の歪みが原因です。
まずは週2回の通院を4週間、その後週1回を4週間、
合計12回程度で改善が見込めます。
定着したら、月1回のメンテナンスに移行しましょう」

2. 次回予約の徹底

会計時に次回予約を取ることで、来院継続率は大幅に向上します。

次回予約率向上のポイント:

ポイント内容
必ず案内「次回はいつにしましょうか」を定型化
空き状況を伝える「〇曜日は混み合いますので、お早めに」
予約カードを渡す紙またはデジタルで予約を確認
リマインドを送る予約前日にLINE・SMSで連絡

3. 施術後のセルフケア指導

自宅でのセルフケアを指導することで、患者さんの意識が高まり、継続通院の動機づけになります。

指導の例:

  • ストレッチの方法
  • 姿勢の注意点
  • 日常生活での注意事項
  • 次回までにやってほしいこと

ポイント: 資料を渡すだけでなく、一緒に実演して覚えてもらう

4. 変化の可視化

患者さん自身が変化を実感できると、継続のモチベーションが上がります。

可視化の方法:

方法内容
検査データの比較初回と現在の数値を比較
写真での比較姿勢の変化を写真で見せる
症状スコア痛みの度合いを数値化して推移を見せる
口頭での確認「初回と比べてどうですか?」

5. 回数券・コースの販売

回数券やコース契約は、継続通院を確約するための有効な手段です。

設計の例:

プラン内容割引率
5回券5回分の施術10%OFF
10回券10回分の施術15%OFF
3ヶ月コース週1回×12回20%OFF

注意点:

  • 初回から高額コースを売り込まない
  • 2〜3回通院して効果を実感してから提案
  • 押し売りにならないトーンで

詳しくはプリペイドカード・回数券の導入と運用を参照してください。

6. メンテナンス通院の提案

治療が完了した後も、定期的なメンテナンス通院を提案します。

提案のポイント:

「症状は改善しましたが、日常生活で負担がかかると
また歪みが出てくることがあります。
月1回のメンテナンスで、良い状態を維持しませんか?」

メンテナンスプランの例:

プラン頻度料金例
標準メンテナンス月1回5,000円/回
定期会員月1回4,000円/回(会員価格)
回数券6回分24,000円(1回4,000円)

7. 来院リマインドの仕組み化

予約忘れや「なんとなく行かなくなった」を防ぐためのリマインドは重要です。

リマインドのタイミング:

タイミング内容
予約前日「明日〇時にお待ちしております」
来院間隔が空いた時「お体の調子はいかがですか?」
治療期間中の中断「続きの治療、いつにしましょうか」

8. 紹介制度

満足した患者さんからの紹介は、質の高い新患獲得につながります。

紹介制度の例:

  • 紹介者: 次回施術1,000円OFF
  • 被紹介者: 初回施術50%OFF

紹介をお願いするタイミングは、症状が改善して患者さんが喜んでいる時がベストです。

詳しくは紹介制度の設計方法を参照してください。

来院しなくなる理由と対策

主な離脱理由

理由対策
症状が改善したメンテナンスの重要性を説明
効果を感じない変化の可視化、説明の強化
予約を忘れたリマインドの仕組み化
費用が負担回数券でお得に、分割払い
通いにくいオンライン相談、出張も検討
接客・対応に不満スタッフ教育、フィードバック収集

離脱しそうな患者さんのサイン

サイン対応
次回予約を渋る治療計画を再説明、不安を聞く
来院間隔が空いてきた早めにリマインド連絡
効果に疑問を呈する変化を可視化して説明
急に来なくなった連絡を入れて状況確認

よくある失敗と対策

失敗1: 治療計画を説明しない

患者さんは「治るまで何回かかるか」がわからないと、自己判断で中断します。

対策: 初回に治療計画をしっかり説明

失敗2: 次回予約を取らずに帰す

「また来てください」だけでは、来院しない可能性が高いです。

対策: 会計時に必ず次回予約を案内

失敗3: 回数券を初回から売り込む

信頼関係ができる前に高額な提案をすると、不信感を持たれます。

対策: 2〜3回通院後に提案

まとめ

クリニック・整体院の再来院率を上げるためのポイントをまとめます。

基本施策:

  • 治療計画の明確化と共有
  • 次回予約の徹底
  • セルフケア指導
  • 変化の可視化

継続の仕組み:

  • 回数券・コースの販売
  • メンテナンス通院の提案
  • リマインドの仕組み化

関係構築:

  • 患者さんの声に耳を傾ける
  • 紹介制度の活用
  • 離脱しそうな患者さんへの早めのアプローチ

患者さんにとって、通院を続けることは負担でもあります。その負担に見合う価値を提供し、継続の必要性を理解してもらうことが、再来院率向上の鍵です。

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