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記事 #美容室経営 #衛生管理 #感染症対策

美容室の衛生管理|清潔なサロンを保つポイント

美容室の衛生管理のポイントを解説。器具の消毒、清掃の基準、感染症対策など清潔なサロン運営の方法を紹介します。

5分で読める
オクリテ編集部

「衛生管理をちゃんとできているか不安」「消毒の方法はこれで合っているの?」そんな疑問を持つオーナーやスタッフは多いでしょう。衛生管理は、お客様の安全と信頼を守るための基本です。

結論から言えば、美容室の衛生管理は「器具の消毒」「店舗の清掃」「スタッフの衛生意識」の3つが重要です。この記事では、清潔なサロンを保つためのポイントを解説します。

衛生管理の重要性

なぜ衛生管理が大切か

衛生管理は、以下の理由で重要です。

理由内容
感染症予防病気の感染を防ぐ
法令遵守美容師法、保健所の基準
信頼獲得清潔なサロンは選ばれる
トラブル防止皮膚トラブル等の予防
スタッフの安全働く人の健康も守る

美容室で起こりうるリスク

リスク原因
感染症の伝播器具の消毒不足
皮膚トラブル不衛生な環境
アレルギー反応薬剤の管理不備
保健所からの指導基準を満たしていない
評判の低下不潔な印象

法律で定められた基準

美容師法の衛生基準

美容師法に基づく衛生管理基準があります。

項目基準
器具の消毒使用前後に消毒
清潔保持床、壁、設備の清潔
換気適切な換気の確保
照明十分な明るさ
廃棄物適切な処理

保健所の指導

保健所の立入検査では、以下がチェックされます。

チェック項目内容
消毒設備消毒液、紫外線消毒器の設置
消毒の実施消毒記録、実際の作業
清潔さ店内の清掃状態
従業者の衛生手洗い、白衣の着用
書類管理者の氏名掲示等

器具の消毒方法

消毒が必要な器具

器具消毒頻度
シザー(ハサミ)お客様ごと
コーム(櫛)お客様ごと
ブラシお客様ごと
レザー(カミソリ)お客様ごと(刃は使い捨て推奨)
クロスお客様ごと
タオルお客様ごと

消毒の方法

消毒液による消毒:

消毒液濃度浸漬時間
逆性石けん0.1〜0.2%10分以上
次亜塩素酸ナトリウム0.01〜0.1%10分以上
エタノール76.9〜81.4%10分以上

紫外線消毒:

条件内容
紫外線強度85μW/cm²以上
照射時間20分以上
注意点器具を重ねない、定期的な電球交換

その他の方法:

方法対象
煮沸消毒熱に強い器具
蒸気消毒布製品
オートクレーブ高度な滅菌が必要な場合

消毒の手順

1. 使用後すぐに汚れを除去(洗浄)
2. 洗剤で洗浄
3. 水で十分にすすぐ
4. 消毒(消毒液 or 紫外線)
5. 乾燥
6. 清潔な場所で保管

ポイント: 汚れが残っていると消毒効果が下がるため、まず洗浄が重要です。

店舗の清掃

清掃の頻度

場所頻度
毎日(随時掃除+営業後)
毎日
セット面お客様ごと
シャンプー台お客様ごと
トイレ毎日複数回
待合毎日
窓・壁週1回〜
換気扇月1回〜

清掃のポイント

床の清掃:

ポイント内容
髪の毛こまめに掃き掃除
水分滑り防止のため拭き取り
薬剤跡が残らないようすぐ拭く
隅や椅子の下も忘れずに

シャンプー台の清掃:

ポイント内容
ボウルお客様ごとに拭く
排水口髪の毛を取り除く
椅子汚れ、水滴を拭く
周辺水はねを拭き取る

清掃用具の管理

清掃用具自体も清潔に保ちましょう。

用具管理方法
モップ使用後に洗浄、乾燥
掃除機フィルター清掃、紙パック交換
雑巾使用後に洗浄、乾燥
ゴム手袋定期的に交換

スタッフの衛生

身だしなみ

項目基準
清潔、爪は短く
清潔、まとめる
服装清潔、汚れたら交換
アクセサリー施術時は外す
傷がある場合は手袋着用

手洗い

手洗いは、感染症予防の基本です。

手洗いのタイミング:

タイミング内容
出勤時外からの汚れを落とす
お客様の施術前清潔な状態で施術
トイレ後必須
食事前後衛生のため
汚れた時随時

正しい手洗い:

1. 流水で手を濡らす
2. 石けんを手に取る
3. 手のひら、手の甲、指の間、爪の間を洗う
4. 30秒以上かけて洗う
5. 流水でしっかりすすぐ
6. ペーパータオルで拭く

体調管理

症状対応
発熱出勤を控える
咳、くしゃみマスク着用、症状がひどい場合は休む
下痢、嘔吐出勤を控える
手に傷手袋着用

お客様だけでなく、他のスタッフへの感染も防ぎましょう。

感染症対策

日常的な対策

対策内容
換気定期的な換気、空気清浄機
消毒器具、設備の消毒
手洗いこまめな手洗い
清掃接触頻度の高い場所の清掃

接触頻度の高い場所

場所清掃頻度
ドアノブ1日複数回
レジ周りお客様ごと
セット椅子の肘掛けお客様ごと
待合の椅子1日複数回
トイレのドアノブ1日複数回

使い捨て用品の活用

用品用途
使い捨てカミソリレザーカット
使い捨て手袋カラー施術
ペーパータオル手拭き
フェイスペーパー顔周りの保護

衛生管理の記録

記録する項目

項目記録内容
消毒記録日時、器具、方法、担当者
清掃記録日時、場所、担当者
点検記録設備、消耗品の点検

記録のメリット

メリット内容
漏れ防止やるべきことを忘れない
証拠保健所への証明
改善問題点の発見
引継ぎスタッフ間の共有

チェックリスト

毎日のチェックリスト

項目
床の掃き掃除
鏡の拭き掃除-
トイレ清掃
消毒液の補充確認--
ゴミの処理--

週次のチェックリスト

項目確認
紫外線消毒器の確認
消毒液の残量確認
タオル在庫確認
窓・壁の清掃

まとめ

美容室の衛生管理のポイントは以下の3つです。

  1. 器具の消毒: お客様ごとに適切な方法で消毒
  2. 店舗の清掃: 場所・頻度を決めて徹底
  3. スタッフの衛生意識: 手洗い、身だしなみ、体調管理

衛生管理は、お客様の安全と信頼を守る基本です。日々の積み重ねで、清潔なサロンを維持しましょう。

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