「求人広告を出したいけど、いくらかかるのかわからない」——採用担当者にとって、求人広告の費用は大きな関心事です。
本記事では、求人広告の費用相場と費用対効果の考え方を解説します。
求人広告の課金方式
掲載課金型
一定期間の掲載に対して料金が発生する方式です。
特徴
- 掲載期間中は応募数に関係なく定額
- 多く応募があれば1件あたりのコストが下がる
- 応募がゼロでも費用は発生
該当する媒体
- 大手求人サイト(マイナビ、リクナビなど)
- 業界特化型求人サイト
成果報酬型
採用が決まった時点で料金が発生する方式です。
特徴
- 採用できなければ費用ゼロ
- 採用1人あたりの費用が高め
- リスクが低い
該当する媒体
- 人材紹介会社
- 一部の求人サイト
クリック課金型
求人がクリックされるごとに料金が発生する方式です。
特徴
- 少額から始められる
- 予算をコントロールしやすい
- 応募につながらないクリックも課金対象
該当する媒体
- Indeed(有料オプション)
- 求人ボックス(有料オプション)
媒体別の費用相場
大手総合求人サイト
掲載料金の目安
- 4週間掲載:20〜100万円
- プランによって露出度が変わる
代表的な媒体
- マイナビ転職
- リクナビNEXT
- doda
求人検索エンジン
費用の目安
- 無料掲載も可能
- 有料の場合:クリック単価30〜100円程度
- 月額:1〜30万円程度
代表的な媒体
- Indeed
- 求人ボックス
- スタンバイ
業界特化型求人サイト
費用の目安
- 掲載料:5〜30万円程度(4週間)
- 業界や職種によって大きく異なる
例
- 飲食業界:求人飲食店.com、クックビズ
- 美容業界:リジョブ、ホットペッパービューティーワーク
- 介護業界:カイゴジョブ、ケアジョブ
人材紹介(エージェント)
費用の目安
- 採用者の年収の25〜35%
- 例:年収400万円の人材 → 100〜140万円
特徴
- 採用できなければ費用ゼロ
- 即戦力人材の採用に向く
- コストは高いが、採用工数を削減
ハローワーク・無料媒体
費用
- 完全無料
適したケース
- 採用を急いでいない
- 予算が限られている
- 未経験者可の求人
費用対効果の考え方
採用単価(CPA)
採用1人あたりにかかった費用です。
計算式 採用単価 = 採用にかかった総費用 ÷ 採用人数
目安(業種による)
- アルバイト:1〜5万円
- 中途正社員:30〜100万円
- 新卒:50〜100万円
応募単価(CPR)
応募1件あたりにかかった費用です。
計算式 応募単価 = 広告費用 ÷ 応募数
採用人数あたりのROI
考え方
- 採用した人が生み出す価値と、採用にかかったコストを比較
- 長期的な視点で考える
費用を抑えるポイント
求人内容の最適化
同じ媒体・同じ費用でも、求人内容によって応募数は大きく変わります。
改善ポイント
- 仕事内容を具体的に
- 給与は可能な限り詳細に
- 写真を充実させる
- 魅力的なキャッチコピー
無料媒体との併用
有料媒体だけに頼らず、無料媒体も活用しましょう。
組み合わせ例
- メイン:有料求人サイト
- サブ:Indeed無料掲載、ハローワーク、自社サイト
時期の選定
繁忙期を避けると、競合が少なく目立ちやすくなります。
求人が増える時期
- 1〜3月(新年度に向けた採用)
- 9〜10月(下期に向けた採用)
リファラル採用の強化
社員からの紹介は、最もコストが低い採用方法です。
施策例
- 紹介インセンティブの設定
- 紹介しやすい環境づくり
まとめ
求人広告の費用は、媒体の種類や課金方式によって大きく異なります。
費用を最適化するポイント
- 採用ターゲットに合った媒体を選ぶ
- 無料媒体も併用する
- 求人内容を最適化する
- 費用対効果を測定・改善する
採用コストを抑えながら、優秀な人材を確保するために、複数の手段を組み合わせて取り組みましょう。
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