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記事 #開業 #個人事業主 #法人設立

個人事業主 vs 法人設立|どちらで開業すべきか

個人事業主と法人設立の違いを解説。税金、社会保険、信用力、手続きの違いから、どちらで開業すべきかの判断基準を紹介します。

5分で読める
オクリテ編集部

店舗を開業する際、「個人事業主」と「法人(会社設立)」のどちらで始めるべきか悩む方は多いでしょう。それぞれにメリット・デメリットがあります。

この記事では、個人事業主と法人設立の違いについて、税金、社会保険、信用力、手続きの観点から比較し、判断基準を解説します。

個人事業主と法人の基本

基本的な違い

個人事業主と法人の違い:

項目個人事業主法人
設立手続き開業届のみ登記が必要
設立費用無料20〜30万円
責任無限責任有限責任
税金所得税法人税
決算12月任意に設定可

個人事業主は手軽に始められ、法人は信用力と節税の選択肢が広がります。

事業形態の種類

法人の主な形態:

形態特徴
株式会社最も一般的、信用力高い
合同会社(LLC)設立費用が安い、意思決定が柔軟
合名会社無限責任、あまり使われない
合資会社無限・有限責任の組み合わせ

店舗ビジネスでは株式会社か合同会社が一般的です。

設立手続き

個人事業主の手続き

個人事業主の開業手続き:

届出届出先期限
開業届税務署開業から1ヶ月以内
青色申告承認申請書税務署開業から2ヶ月以内
事業開始届都道府県税事務所各自治体による

手続きは簡単で、費用もかかりません。

法人設立の手続き

法人設立の流れ:

ステップ内容
1. 定款作成会社の基本事項を決定
2. 定款認証公証役場で認証(株式会社のみ)
3. 資本金払込銀行口座に資本金を入金
4. 登記申請法務局に設立登記
5. 届出税務署、年金事務所等へ届出

設立までに2〜3週間程度かかります。

設立費用

法人設立にかかる費用:

項目株式会社合同会社
定款認証約5万円不要
登録免許税15万円〜6万円
その他数万円数万円
合計約25万円〜約10万円〜

合同会社は設立費用を抑えられます。

税金の違い

所得税と法人税

税率の違い:

所得所得税率法人税率(実効税率)
300万円10%約22%
500万円20%約22%
700万円23%約22%
900万円33%約33%
1,800万円40%約33%

所得が高くなると、法人の方が税率が低くなります。

損益通算と繰越

損失の取り扱い:

項目個人事業主法人
損失繰越3年10年
損益通算事業所得内全所得

法人の方が損失の繰越期間が長いです。

経費の範囲

経費として認められる範囲:

項目個人事業主法人
自分への給与経費にならない役員報酬として経費
退職金不可可能
生命保険一部のみ全額経費可能なものも
家族への給与専従者給与として役員・従業員給与として

法人の方が経費の選択肢が広がります。

法人化の目安

法人化を検討する所得の目安:

所得判断
500万円以下個人事業主が有利
500〜800万円状況による
800万円以上法人化を検討

税金だけでなく、社会保険や事業拡大の計画も考慮しましょう。

社会保険

社会保険の加入

社会保険の違い:

項目個人事業主法人
事業主国民健康保険・国民年金健康保険・厚生年金
従業員(5人以上)社会保険加入義務社会保険加入義務
従業員(5人未満)任意社会保険加入義務

法人は社会保険の加入が必須です。

社会保険料の負担

社会保険料の負担:

項目内容
従業員負担給与の約15%
会社負担給与の約15%
合計給与の約30%

法人は社会保険料の会社負担が発生します。

信用力

信用力の違い

信用力の比較:

項目個人事業主法人
取引先やや不利有利
融資やや不利有利
採用やや不利有利
大手との取引困難な場合も可能

法人格があることで信用力が高まります。

融資への影響

融資審査への影響:

項目個人事業主法人
日本政策金融公庫可能可能
銀行融資やや不利有利
融資限度額低め高め

創業融資は個人でも可能ですが、事業拡大時は法人が有利です。

責任の範囲

有限責任と無限責任

責任の違い:

項目個人事業主法人
責任範囲無限責任有限責任
借金個人財産も対象出資額まで
連帯保証常に個人保証融資時は個人保証を求められることも

法人は出資額までの有限責任ですが、融資時の連帯保証では個人保証を求められることがほとんどです。

判断基準

個人事業主がおすすめの人

個人事業主が向いているケース:

ケース理由
初めての開業手続きが簡単
所得が低い税金が安い
小規模で継続予定維持費が安い
副業手軽に始められる

まずは個人で始めて、軌道に乗ったら法人化も選択肢です。

法人がおすすめの人

法人設立が向いているケース:

ケース理由
所得が高い見込み節税効果
大手との取引信用力
複数店舗展開予定組織化
共同経営株式での分配
融資を多く受けたい融資限度額

事業拡大を見込む場合は、最初から法人も選択肢です。

後から法人化

個人事業から法人化(法人成り):

ステップ内容
1. 法人設立新会社を設立
2. 事業譲渡個人事業を法人に移管
3. 届出許認可の変更手続き
4. 個人事業廃業廃業届を提出

後から法人化することも可能です。

まとめ

個人事業主と法人設立、どちらが正解かは状況によって異なります。

判断のポイントを振り返りましょう。

  • 手軽に始めたい、所得が低い → 個人事業主
  • 節税したい、信用力が必要 → 法人
  • まず個人で始めて、後から法人化も可能
  • 税理士に相談してシミュレーション
  • 社会保険の負担も考慮
  • 事業計画に合わせて選択

迷ったら、税理士に相談してシミュレーションしてもらいましょう。

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